見出し画像

中国向けマーケティングで必ず抑えたいSNSアプリ「小紅書(RED)」をご紹介!

小紅書(小红书・RED)は、2013年にスタートした、動画や写真、つぶやきなどを共有できる若者向けSNSサービスです。ローンチから8年を経て、現在の小紅書は利用者数1億人を突破し、毎日数十億にも上る投稿がされる中国のトップSNSとなりました。

しかし、小紅書は単なるSNSアプリではなくて、ECアプリとも言えます。日本のサービスに例えるとすれば、小紅書は「インスタ+アマゾン」の要素がひとつになったものです。

画像2

中国向けにマーケティングを行う上で重要なのは口コミです。口コミには友人・知人間での口コミと、KOL・KOCによる口コミの二つがあります。後者は日本企業がマーケティングを行う時に特に活用すべき手法です。

小紅書は様々な分野のKOCとKOLが集まっています。これらのKOCとKOLは主にファッション、スキンケア、メイク、ライフスタイル、グルメなどに関する口コミを投稿しています。

画像1

中国で大きな成功を収めたパーフェクトダイアリー(コスメ)やポップマート(コレクタブルフィギュア)などのブランドは小紅書を主要なプラットフォームとしてマーケティングを行っています。

小紅書のKOLとKOCを使ったマーケティングが成功しやすい理由は大きく3つあります。

①小紅書におけるKOLとKOCは、普段から自分の生活をフォロワーに見せることでファンとの距離を縮め、親近感を醸成しています。その親近感こそが、フォロワーがKOCやKOLの口コミを信じ、おすすめ商品を購入するきっかけとなります。

②小紅書のKOLとKOCは、文字や写真を通じて一般ユーザーにとって理想的な生活のイメージを演出することが得意です。ユーザーがその理想的な生活を実現するためには、KOCとKOLが使っている同じものを購入する必要が生まれます。

画像3

③小紅書の投稿には直接おすすめ商品のリンクを貼ることができ、そこからダイレクトに商品の購入が可能です。この機能により、ユーザーの衝動買いを促進しています。

微信截图_20211015093910

これらの3つの理由だけを聞くとあまり変わった内容のように聞こえないかもしれませんが、小紅書には独特なコミュニティルール・お作法が存在しており、日本企業が小紅書を活用してマーケティングを行うときにはどのようにKOLを選ぶか、どうやって小紅書の特徴に合わせて自社のアカウントを運営するかが大きな課題となります。

OKBでは中国マーケティングについてサポートしておりますので、企業公式アカウントの開設・運営、中国向けのコンテンツ制作や小紅書マーケティングをご検討されている方は、ぜひOKBまでお気軽にお問い合わせください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?