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アラサーブス、メイクの勘違いに気づく 【前編】

今朝乗った電車の中がとてもうんちの臭いが立ち込めていた。
多分ベビーカーに乗った赤さんがしたうんちの臭いだ。
ワンチャン通勤中大人さんのうんちの可能性もある。
が、赤さんをのうんちって独特の新しい臭いがするような気がするので多分赤さん。

私は高校を卒業して、社会に放り出されてから嫌々メイクをし続けてきたアラサーブス!
参考までに私の顔面は奥二重(左右差あり)下半分ブス!

つらい



私は今年の頭に垢抜けを決意するまでメイクと言うものをなんとなくで覚え、何となくで行っていた。
下地とファンデーションを両手で左官職人の様にゴテゴテと塗りつけたら、目元にゴシゴシとアイシャドウを全体に塗ったくるといった調子だ。
それでもいい方で、バイトがない日は基本的にはすっぴん+マスクで誤魔化していた。
(コロナの前も)

正直言って自分の顔+肌質ではいくら手の込んだ事をしたところで問題点が多すぎてブスから“メイクをしたブス”になることは明白だと思っていたからだ。

今や小田切ヒロさんのYouTubeを見つめ続け「細かすぎて伝わらない小田切ヒロモノマネ」が出来るようになった私はほぼプロのメイキャッパーなので言える。

「ブスほどちゃんとメイクしろ   よ!!!!!!!!!」


“は?なにブスが勘違いして気合い入れてメイクしてんの?引くわ~w”

“どうしたのwww男狙ってんの?www”

“色気付くな”

等々の言葉は私の考えるブス被害妄想の一つです。
…まぁ妄想じゃない場合もあるんですけどね…
ただ、お金をかけてバカ高いコスメを購入したりする必要はないですけど最低限のものをプチプラでいいので揃え、最初のうちは鏡で2時間自分の顔とにらめっこしながら試行錯誤する時間は必要だと思います。
(これが最大の鬼門なのだけれど。)

アラサーブスのメイクに対する思い込み


これは私が社会に出るために嫌々メイクをしていた頃の話。

その頃私はとりあえず以下のコスメを使っておけば問題ないと思っていました。

・化粧下地(セザンヌの皮脂テカリ防止下地)
何となく“下地”といものをファンデーションの前に使う事は知っていました。

もちろん意味はわかっていません。

・コンシーラー(ザセムの何故か一番明るい奴)
当時の私は中学からの長年のマスク生活もあり相当なニキビ面だったので「これだけは隠さなきゃ!」という思いはありました。使い方はもちろん知りません。
私は顔面すべてが粗だと思い込んでいたのでほぼ全顔に塗ったくってました。
それプラスオールシーズンマスク。
そらもう崩れに崩れました。
皮脂によってある意味芸術的な割れ方をしていて、ある意味ニキビと毛穴は目立たなくなっていたかもしれません。

・ファンデーション
(何かのブランドのなんかBBクリーム)
コンシーラーだけでも厚塗りなのに、それでも満足出来ずファンデもこれまた厚塗り。
メイク初心者あるある。
「毛穴が隠れないのはファンデが安いからだ!」と当時の自分基準だとそこそこするファンデを使った事が
ありましたが、使い方を間違えていたらそら豚に真珠ですわ。
パウダーファンデだとかクッションの奴がどうとか何となくそういったものは怖くて頑なにクリームタイプのみを使っていました。

・フィニッシュパウダー(と間違えて何かのパウダーファンデ)
ひび割れの権化。
ただしメイクしたての時はこれ付けとけば顔がサラサラになるので満足していました。
メイク後の事はなるべく考えない様にしていました。
(ふいの鏡に写った自分を見て絶望するまでがワンセット)

・アイブロウパウダー(セザンヌの01番)
再びメイク初心者あるある。
「眉毛はとりあえず生えてるとこから重ねてかくだけ」
一応こなれてる人風に3色入ってる奴を使っていましたが、もちろん意味なんてわかっていなかったので一番濃い色を全体に塗るだけでしたので右の色だけなくなって捨ててしまいました。

ちなみに左のコントゥアカラーを鼻筋に使ったこともありましたが「色ついてねーじゃん!」とモノにケチを付けていました。
ついていないくらいが丁度いい事に気づくべきでした。

・アイシャドウ
(キャンメイクの廃盤になったマットシャドウ。今思えばあれ何役もこなせて肌なじみよく名品でした。)
「とりあえず色んな色あるし、無難そうだし…」
で選んでいた。
とりあえず茶色ければいいと思い、一番濃い色を二重幅いっぱいに塗っていました。号泣した次の日以外はほぼ一重の奥二重なのでそれでも格納されてしまうという悲しみ。

中間色だとか、グラデーションだとかの概念はありませんでした。
付属のチップ(汚れても変えない。きちゃない。)で本当に、塗るだけ。

・アイライナー(多分キャンメイクのフェルトタイプの筆ライナー黒)
キャンメイクは今だに大好きなのですが、この商品は正直ちょっと書きにくかったのを覚えています。
(というか自分にフェルトタイプの筆ライナーがあっていなかったのかもしれない)
「ブスは茶色とかピンクとかこなれた色を使ってはいけない」という思い込みから黒のみ。

それはいいのだけれどなぜか目の全周をきれいに囲む様にラインを引いていました。
めんどくさくなってじきにアイライナー自体を使わなくなりました。

・マスカラ(なんかのボリュームタイプのマスカラ。自分の持ってるコスメの中では一番高かった(¥1500くらい))
「マスカラは高いものを使わなければダマになってしまう」と友人から聞いたので嫌々奮発して良いものを買いました。
これは唯一自分の顔で自慢できる部分ですが、まつげが長く密度もそこそこあります。

なのでどちらかというとロングタイプかカールキープタイプを使うべきなのでしょうがいかんせんそんなこともわからないので何故かボリュームタイプのものを使っていた記憶があります。

塗りすぎていたせいでなんかベタべタしたし、メイクを落とすのがめどくさくなるので使わなくなりました。

総合すると
モノのチョイスは最低限という意味では悪くないが、いかんせん技術がない、です。
・ベースメイク厚塗り
・自眉をなぞるだけ
・アイシャドウベタ塗り
(「これ全然色出てないよー」じゃないよ!!!)

というメイク初心者王道コースを私も歩んでしまっていました。

だって、誰も教えてくんないんだもん!!!!

と思いたくはなりますが、不平等だとは思いますが、しゃーねーとしか言えない。

そして「私がなぜこの様なメイクをしてしまっていたか」!次のページ!
(しくじり先生のスタジオを思い浮かべて下さい)


次回「ブスのメイクは〇〇するな!」という思い込み!

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