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自分のことを『幸せ』だと感じられる人は、業務パフォーマンスが高く、創造的で、組織全体にも良い影響をもらたすことが様々な調査でわかってきています。持続的な幸せの実現を目指す「ウェルビーイング」を、まずは研修で社内に取り入れることを2023年に実行しました。その様子を、第1期生として参加した企画部の八木由紀子さんと振り返りました。

前回紹介した合宿でのワンシーン。八木(写真右)と片野(写真左)

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社長:
とは言っても研修の1回目、始まった直後は、参加したみんな頭の中で「?」がいっぱい浮かんでたよね(笑)

「これから何が起こるんだろう」って、みんな困惑したスタートでした。
八木さんは、研修中どんな変化を感じていましたか?


八木:

自分自身この研修を受けたことによって大きく変わったと思っています。
私は、コロナ禍に入ってからどんどん体調不良になっていて…。

原因がわからないまま、なんとか日々を過ごしていた感じだったのですが、ウェルビーイングの研修を受けて、自分の体のことをちゃんと調べないとなと思って、すぐ健康診断を受けたら不調の原因もわかって、研修で学んだ色々なことを実践したのも重なって、それ以降体調が改善しています。

あと、以前やっていたヨガを再開しました。
瞑想もあって、めちゃめちゃいいです。


社内ラボでの研修の様子

社長:
ウェルビーイングの研修を受けた後のヨガは、前とはちょっと違うんじゃない?

八木:
違いますね。ヨガの先生が言ってることが、まさにウェルビーイングなんですよ。

あと、「もっと自分を大切にしないといけない」ということに気付けました。これまで私は、自分を追い詰めることがよくありましたし、自分の体調や自分の気持ちよりも、周囲を優先してしまう傾向が強かったんです。

しかし、研修を受けてから、自分を追い詰めて頑張り過ぎると、周りとギスギスしてしまったり、その影響から調子が悪くなるなどと、仕事の効率も下がってしまったりとか...そういうことに気づくことが出来ました。

社長:
それは心と身体、両方の健康に気づいたということ?

八木:
そうですね。
体調が悪いと心も後ろ向きになりますし、判断にも時間がかかったり、うっかりミスをしがちです。

でも、心も身体も健康であれば、やる気もスピードも集中力もアップするので、ウェルビーイング研修で学んだことを、ちゃんと取り組むことが仕事の成果にも繋がるってことをイメージできました。

心と身体の両方の健康を目指すことがウェルビーイングなのです

社長:
それはよかった♪
それとさ…今回の研修をキッカケに、これまでの価値観が大きく変化した幹部スタッフがいたんだよね。

八木:
はい。
ほんと変わりました。今回のMVPだと思います!!

社長:
彼は、社内でも重要なポジションで仕事をしているし、仕事に対しても完璧主義なところもあるから、自分にはもちろんのこと、メンバーにも厳しく応対することが少なくなかった。

かつ、現実主義でもあるから、ウェルビーイングっていう見た感じ実業とかけ離れているように感じられる研修に対して…

八木:
最初はかなり否定的…でしたね…

社長:
「忙しいのになんでこの研修の時間が必要なんだ!」
くらいに思っていて、 とにかく否定的だったよね。

八木:
研修がスタートする前は、参加したくないオーラが出まくってましたからね。

社長:
最初に、「懇親会に何の意味があるのか」を私に聞いてきたわけ。「ただ飲むだけじゃ意味がないです」みたいなことを言いたかったんだろうね。

で、佐野先生に相談したら、「懇親会は絶対参加で」と断言するから、渋々参加していたのが研修の最初の頃だったんじゃ無いかな。

で、そんな気持ちで参加している彼に対して、あるとき佐野先生が、
「やろうって決めたことは、とにかくやってみようよ」
と、真剣に、結構強めに言ったんだよね。

それに対して反発するかと思ったら…
逆だったの。

八木:
そこから火が点きましたよね。

社長:
うん。
次の週の「幸せシェア」の文章が、熱量が半端なかった。

八木:
はい。

社長:
それで先生から、
「彼は本気になってくれましたね。スイッチ入りましたね。」
って、めっちゃ喜んでいるメッセージをもらって。

あいつスイッチ入ったら絶対やるからと思っていたんだけど…
そしたら、激変。

八木:
それからは、仕事でもこれまでよりも、
「ありがとう」と言葉にされることが増えたと思います!!

周りのスタッフもびっくりしています。とにかく変わりました。

社長:
そこからはほんとすごいよな!
あれから、なんか彼の雰囲気も、話し方も柔らかくなったよね。

八木:
これまでのやり取りも、私の為を思って言ってくれていたことだと思いますし、少し強く言われたとしても、ずっと成長のためだと思って、悔しさなど色んなことを我慢しながら仕事をしてきましたけど、
やっぱりこう…「ありがとう」って、言葉で伝えようとして下さっている様子が、すごく嬉しいなと思いました。

社長:
すっごく良い瞬間だったよね。
これだけでも研修やった甲斐があったと思うもん。

懇親会も含めての研修でありました

八木:
ほんとですね。

社長:
そんな彼が今では、この研修は全員にやってほしいとか、家族にも聞かせたい。 お客さんも呼んでみんなで学ぶことでこれを広めたいと言い出したんだよね。「変わったな」と思って。先生たちもすごく喜んでくれて。

ぽろっと涙出ちゃったよ俺。不覚にも。

(​​第5回につづく(全6回))

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