B'z稲葉に恋されたいならこのアルバムを聴け！

みなさん、B'zってご存知ですか？
そう、B'zです。やっぱり知ってますよね。

圧倒的な歌唱力とパフォーマンス力。
立てば芸術 　歌えば奇跡 　走る姿はミケランジェロ。
ストイックな努力家で見た目が稲葉。
それはつまり神が作り出した至宝。Vo.稲葉浩志。

そんな稲葉を包み込み、B'zと言う所帯を背中に背負う大黒柱。
練習量は凄まじく、渋い職人のようでありながら本当はチャーミング。
間近でニコっと笑ってファンサを貰えた時「結婚…！」の二文字が浮かんだ(実体験)くらいカッコいいのに可愛い。
全ての始まりであるGt.松本孝弘。

まさしく天地創造、それがB'zです。

そんなこんなでもうアラサーな私ですが、大人な松本さんに憧れ、稲葉さんにガチ恋した11歳の頃の気持ちをどこかで引きずっています。

恋の滓がまだ残っている　辛いくらいに溜まっている

そう、まるで恋鴉。

しかしアーティストと一ファン。線引きは大事です。勿論本気でどうこうなりたいわけではありません。が、しかし。

妄想の中でくらい稲葉に想われたって良いだろ！
(以下、親密感を出すために敬称略)

稲葉に恋して悪いか！ってな具合にその妄想が捗るアルバムは一体どれなのかを検証。
それをヘビロテすればお手軽極楽に稲葉と『夢の中で逢いましょう』することができるって寸法です。

『どのような思想をもっていても、それを理由に不利益を受けることのない自由。思想・良心の自由 』―憲法第十九条より―

つまり、どんな妄想をしたって私は憲法に守られているので無敵です。イェイ！　それでは早速参りましょう。

まずは概要説明

1988年から2019年。21枚のオリジナルアルバムが存在し、全て所有してます。実は一枚だけ実家に置いてきたので写真には写ってないのですが、それが何なのかファンの方は探してみてください。

クローゼットからアルバムを引っ張りだし、この記事のために歌詞カードを久々に開いていったらまさにWarp。
一気に各アルバムを買った頃の記憶がブワワワワ！と脳を駆け巡ります。走馬灯体験がこんなお手軽に出来るとは。

そして今回ランキングを付けるにあたり、次の二点に重きを置きました。

・歌詞が受け手である『私』に向けられているかどうか
・アルバム全体を通し、稲葉の気持ちが一番向いているのは何処？

なのでどんなに素敵な曲だろうと、今すぐB'zのLIVE GYMが始まりそうな曲だろうと、人生って素晴らしいのでは？と心を強くしてくれる曲だろうと今回は一切関係ありません。
稲葉に恋され愛され想われてえ！！それだけを考えて選びました。
ご了承ください。

全アルバム、全曲の歌詞を確認。曲の一覧をエクセルで打ち出して採点し、脳内で稲葉と恋愛してはコメントを付ける作業。
狂気の沙汰ですがあの頃の気持ちを思い出しているので何も怖くない。やっぱり無敵状態です。

さて、説明はこの辺にしてカウントダウン形式でランキングしていきたいと思います。

21位から16位。もっと私のことを見て欲しい6枚

★21位★ B'z
これはですね、このアルバムの一曲目、且つ彼らのシングルでのデビュー曲のタイトルが「だからその手を離して」。
まさかの突き放し。土俵から叩き落された感で心をへし折られるので恋したい人間にはお勧めできません。

★20位★ C'mon
東日本大震災を跨いでのレコーディングだったため、全体的に恋愛的な歌詞が控えめ。前を向いて歩こう、と言う意思は感じられますが稲葉は私のことは見てないのでこの順位。ランキングと関係ないけど『ピルグリム』の世界観が好き。

★19位★ ACTION
個人的に大好きなパーフェクトライフや光芒が入っていますがどちらも生きてく強さ的な心の栄養になる曲で恋愛的じゃない。というか『BUDDY』の歌詞がどうにも松本さんに向けられている気がしてこれには白旗を上げる他なし。

★18位★　NEW LOVE
2020年5月現在、最新のアルバム。
全体的に見て恋を歌った歌は少なめ。

好きだから嫌い　っていうか大嫌い　　破裂しそうな自律神経　
痛みと快感　そしてまた痛み

『SICK』で繰り返し歌われるこのフレーズは稲葉からの気持ちよりも私側の思いでは？と考えてしまうためこの順位。

★17位★ THE CIRCLE
恋愛要素は控えめ。どこか壮大な世界観の一枚。
『アクアブルー』では女性からの視点で醒めた目で男を見限るさまが歌われる。稲葉が女性目線の歌詞を書くと大体容赦無い。
また、『愛のバクダン』は名曲だが私宛じゃなくもっと大きな範囲に愛をバラまいているので素敵な人！と思いつつもどこか嫉妬してしまう。

★16位★　DINOSAUR
このアルバムでは恋よりも敬愛、一歩引いたところから愛されてる感が漂う。

『君ははるか彼方の星」ハルカより
『月夜に開く白い花びら　きみは寡黙に戦う』Queen Of The Nightより

ご覧の通りあの稲葉に崇められたいならばお薦めできる内容。
私は稲葉と恋したいだけなので恐れ多いです。

15位から10位　かなり恋の予感はするけどあともう一歩踏み込んで欲しい6枚

★15位★　Brother hood
『ながい愛』でタイトル通り「ながい愛」を縋られ『SKIN』では大人の関係が漂う。
しかし『その手で触れてごらん』『イカせておくれ！』などタイトルでは思わせぶりな態度を取りつつも歌詞を開くとセクシーなことは何もしてくれない。

★14位★　BIG MACHINE
『I'm in love?』ではピュアな恋が始まりそうな予感を歌い『愛と憎しみのハジマリ』では一転ドロッとした愛を歌う稲葉に翻弄されつつも全体を通して人間賛歌の気配が強い。もう少し私を見て欲しい。

★13位★　EPIC DAY

あまりに　あまりに　あまりにも　君がよみがえってしまうから

『アマリニモ』の中で澄んだ声で繰り返し歌われるこの歌詞。
既に過去の人になってるけどずっと想われてるのが伝わってくる。そのさまを妄想して得意になって鼻先を人差し指で擦るからモテないんだ私は。
『君を気にしない日など』では長い付き合いでもずっと大切にされてる気配がビンビンする。これまた得意顔をしてしまう。
とは言えアルバムを通しての恋要素は控えめなのでこの順位。

★12位★　MONSTER

歌にあわせておどける キミの手を握ったCDショップ　エアコン効きすぎてるねって　はおってた ボクのデニムのシャツ

こんな始まり方をして、ひたすら稲葉とアオハル、つまりは青春を過ごせる『恋のサマーセッション』。私が得ることが出来なかった、失われた青春がここにはある。
他にも何曲か恋愛気分を味わえる曲は収録されてるけどこの曲が強い。一強。例えるならば山王工業。

★11位★　LOOSE
『キレイな愛じゃなくても』いいから君が欲しいと乞われ『砂の花びら』であなたの肌を触りたいがために不幸せな振りをしちゃうと上目遣いを食らい『LOVE PHAMTOM』でいらない！なにも！と全てをかなぐり捨ててでも復縁したいと歌われる。
勝ちは見えている。でも11位。『BAD COMMUNICATION（000-18）』で身体だけの関係でいたい気持ちを匂わされるからだ。
が、しかし。稲葉の心に迷いが生まれ始めているのでもう一押しで落とせる。なので11位。

★10位★　The 7th Blues
2枚組のこのアルバム。ブルースと銘打つだけあって何処か哀愁が漂う曲が多い。DISC1、DISC2の一曲目は『LOVE IS DEAD』と『Don't Leave Me』。のっけから私が振ったみたいになってる。振ってない。
しかし時にポップに、時にしっとりと恋模様が歌われた曲も多数。
『MY SAD LOVE』では前の男のことを全部忘れて、俺を抱いてくれと纏わり付かれる。過去に嫉妬心を見せつつ、愛してほしいと歌われたら愛情メーターが振り切れてスカウターの故障みたいになる。

9位から7位。回れ回れ(恋の)メリーゴーランドな3枚

★9位★　RUN
一枚を通して程よく私への思いが歌われていて、恋に恋できるアルバム。

波のうねりのような 正直なわがままを　もっとぶつけてくれ ごまかしはしない　あなたを抱きしめよう

『月光』の中では真っ直ぐな思いを伝えられ、『Baby , you're my home』の曲中では

「あふれる笑顔も大粒の涙も　すべてが愛しいそれだけさ　他に何もない」
「帰ろう　まっすぐ君の胸に」　

完全に信頼関係が築けている。私の元へ帰ってくる稲葉が見える。ええ、目を閉じれば見えます。この2曲だけでもかなりのポテンシャルを秘め、他にも想われ歌詞満載なのに9位。
何故かと言うと名曲『RUN』の存在が力こそパワーとばかりに玉座に座っているから。この曲は松本さんへのLOVEソングと言って差し支えないくらいに愛が籠った一曲。聞いたことが無い人は聴いて欲しいくらいに松本さんへの信頼と愛が凄い。

『よくまあここまで俺たち　きたもんだなと　少し笑いながらおまえ　
煙草ふかしてる　何もないところから　たよりなくはじまって　
数えきれない喜怒哀楽をともにすれば　時の流れは妙におかしなもので　
血よりも濃いものを作ることがあるね』

これはもう勝てない。荒野も走るし、飛べるだけ飛ぶし、見るもの全部歌えるだけ歌う。
『心開ける人よ行こう』と何度も呼びかける。勝てない。なので9位に甘んじた。

★8位★　MAGIC
こちらはこの2曲がめちゃくちゃ強い。

これ以上　かわいい人　この世にいるのかと　思うけど　ホントかな　
だったらマズい

『だれにも言えねぇ』は最初っからフルスロットル。この時点でもうベタ惚れされてる感しかない。このあと続けて

指と指がふれあうだけで　ビリビリしびれてる　
きっとものすごく好きなこと　気づいてしまったよ

これに続くアンサーが『だれにも言えねぇ』ときめきが止まらない。恋の暴走特急が走り出す。
私はこの恋の予感に「ビリビリしびれる」表現が好きで創作小説に使わせて貰ったことが二度ほどある。好き。

『イチブトゼンブ』では

「愛し抜けるポイントがひとつありゃいいのに」
「もしそれが君のほんのイチブだとしても　よりも確実にはっきり好きなところなんだ」

…ね？うちの稲葉ったら可愛いでしょ。そんな風に言われたら抱きしめる他ない。すっきやで…！

★7位★　SURVIVE
ハマってすぐに出たアルバムのため個人的に思い入れが深い。
好き過ぎてジャケットの写真を図工の授業のペーパースクリーンプリントの題材にしたことがある。彫刻刀でめっちゃ頑張った12歳の私。

余談だが11位LOOSEのジャケットはドット絵で描き、10位The 7th Bluesのジャケットは粘土で堀った。正直滅茶苦茶上手くできた。
推しへの思いをぶつけるところが無いので燃え上がる情熱を作品にぶつけていた懐かしい時代だ。
この頃が一番本気で、それもガチンコで稲葉に恋していた気がする。

このアルバムの中に収録されたシングル三枚のうち、心配になるくらいB'zが雨に打たれ、水責めと名高いプロモの『Calling』
(他の二枚は火責めと湿気責め)

「何かが心をつないでいる　いつでも気にしている　強い磁石に引っぱられているように気がつけば無邪気に笑い合う」
「きみがいるなら戻ってこよう　いつでもこの場所に」
「きみといるとき　ぼくはぼくになれる　そういう気がする」

なにこの愛されっぷり。こんな風に歌われたら死因が尊死になってしまう。
きみ、こと私への柔らかくも芯が通った愛情。もう言葉はいらない。

『ハピネス』で君こそがハピネスと囁かれ(歌詞カードには載ってないけど確かにそう聞こえる)
『泣いて 泣いて 泣きやんだら』では辛いことがあってしょんぼりしている私を稲葉が優しく慰めてくれた挙句
「これはおせっかいか、恋の告白か」どちらでも都合良いようにとってくれていいよ？と委ねられる。そんなもの告白一択ッッ！！絶対に秒でこっちから告白し返す。
『DEEP KISS』『CAT』では稲葉の手に負えないええ女になることもできる。そんな一枚が7位にランクイン。7位でこれってすごくないか。

超絶怒涛の6位から4位。忘れない！恋心！な3枚

★6位★　OFF THE LOCK
1枚目のアルバム『Ｂ’ｚ』でいきなり心をへし折ってきたのとは打って変わり、2枚目のこのアルバムでは若さを感じるキラッキラした恋がストレートに歌われる。

「Oh!Girl! まだまだ他のヤツはメじゃない 君への思いなら誰にも負けないから」
「二人だけのステージで　新しいLove Song　歌うよ何度でも」

『 OH! GIRL 』でのこのキラキラひかるっぷり。瑞々しくて眩暈がする。まだ25歳の稲葉にこんなこと言われたら鼻から五リットルくらい血が出るかもしれない。

『HURRY UP！』は稲葉が自分の男友達であり、私の彼氏(仮)へ向かって歌う一曲。出て行った私のことを早く追いかけろ、と説得しつつも

「お前の事　うらやましかったのは　彼女の事だけだよ」
「お前にはもったいないよ　あきれちゃうぜ」

私の事を密かに想っていたことを匂わせつつ、それでもお前が迎えにいかなくてどうする。急げ、と急かす稲葉。漫画の人気投票で3位くらいに入るキャラのそれ。
『夜にふられても』で未来に悩む二人の姿をさわやかな曲調、且つ一途な気持ちで「待っているから」と歌う。ときめきトゥナイト。

挙句の果てに『君の中で踊りたい』とセクシーな予感と共に私の肩に手が回る。
他にも苦しい禁断の恋をしたり稲葉に「僕だけを見て」と歌われたりと盛りだくさん。そしてアルバム中最多、40回も「君」って呼んでくれる一枚。

★5位　GREEN★
「青い俺、って美しい、つまりグリーンな俺はビューティフル」そうライブで聞いたのはもう18年前。
そんなMCの通り12位MONSTERの『恋のサマーセッション』、6位のOFF THE LOCKと並ぶ青い春な恋の数々に酔いしれな！な一枚。

『Blue Sunshine』ではまっ昼間から二人でドライブに。

「誰のことを忘れたがってんの　聞きたいの我慢して　アクセルぐっと踏めば」
「喉がやけにDry　言葉がつまり　相変わらずあなたは　永遠の憧れ」
「あなたを好きでいられることを幸せに思うよ　どこでも送ってくよ」

めっちゃめちゃに惚れられてる。どれだけええ女なんや私。
吉永小百合クラスじゃないとこんな風に言って貰えないはず。でも曲を聴いている間は私は小百合になれる。

『Warp』では一度すれ違いで離れたものの、3年ぶりに話した2人。

ほんの最初の一声で　スイッチが入り　時間も距離も　
あっという間に縮んでいく　君さえよけりゃ　あの時の答えを今言うよ　「きらいなわけないだろ」

あ～ずるい。稲葉ってズルい。3年前の私を抱きしめて欲しい。でもこの後

「いっしょにいてほしい」
「ずっといっしょにいてほしい」

「……うん」って言わざるを得ない。まあ稲葉ったらいけない人！

『SIGNAL』では2人の関係性に特別危ない気配は無い、でも絶頂感も無いのを危惧して初心に戻ってお互い大事にし合おうと決意し
『SURFIN' 3000GTR』ではバイクに乗せられ海に連れていかれる。
全体的に青いエネルギーに満ち溢れ、恋って良いよね！なアルバム。

★4位★ RISKY
このアルバムの何が凄いって、これってハッピーウエディングがキマってるでしょ、な『愛しい人よGood Night...』が収録されてる点に尽きます。
その昔、B'zファンは結婚式のキャンドルサービスでこの曲を使ったと言い伝えられていますが、キャンドルサービスを見ない近年ではどうなのでしょうか。

どこにいても　きっといっしょだから　さがそう　
まだ見ぬ新しい驚きを　　手をとって

終始こんな感じで愛おしさを囁かれてる感で思わずボケーっと口が開く。
愛されるより愛したいと某イケメンデュオが歌ったけれど、私は稲葉に愛されたい。

『EASY COME, EASY GO! -RISKY Style-』では包み込むように優しくされ
『HOLY NIGHTにくちづけを』で二人っきりで乾杯する。

一方『GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-』ではどれだけ振り回されたって好きだ、諦めないと稲葉に縋りつかれ『VAMPIRE WOMAN』自由奔放な「私」に全部吸い尽くされたいと強請られる。

色々な立場から稲葉に愛されることが出来る珠玉の一枚。

いよいよTOP3に入ります。

こんな恋愛してみてぇ～…な3位から1位

まずは第3位『ELEVEN』

このアルバムは5位の『GREEN』の前の年に発売されましたがまあ、対照的。あちらが青い春ならこちらは大人の愛憎。

欲しい　全部欲しい　何でも差しだそう　悪魔がそう望むなら

と『RING』では重たい告白をされ、その後すぐに続くのが

あなたのもとを去れない永遠に　ほんのちょっとの愛　
そんなの欲しがって　愛のプリズナー

『愛のprisoner』ってタイトルからして雲行きが怪しいと思ってたけどタイトル通りだった1曲。

この2曲だけで私のせいで稲葉が思い詰めてしまっているのでは…？と不安になってしまうが罪な女だから仕方ない。
それでも今度は『May』で

「急に君が夢に出てきてあせった　僕は君の夢に出ることあるかい」
「ただもう一度会いたいんだ　笑ってくれれば僕の世界は救われる」

もう少し一緒に居たかった、そう過去を振り返って一人悶える稲葉の姿に心臓が痛くなる。あ～すごい惚れられてる。どうしよう。
愛のままにわがままに私は稲葉だけを傷つけてる

『juice』で臨界点まですっ飛び、あついジュースをふりしぼって気まずい気持ちが多少緩和されたところで
『今夜月の見える丘に (Alternative Guitar Solo ver.)』では君の気持ちを知るまで、今夜は一緒に居たいと王道のラブソングを贈られる。

トータル的に見て、タールのように重ための恋愛が繰り広げられる。爽やかに恋したい人には向かないかもしれないけど今回の総合的には3位。

つづいて第2位　『BREAK THROUGH』

2位にランクインしたこのアルバム。
まず、完全に私含め夢見てる女が妄想したんでしょ？みたいな歌詞の『GUITARは泣いている』が収録されてるのが強い。
ステージの上から稲葉が観客席の私に恋をして、切ない思いを押し殺し、密やかに思われて…みたいなふた昔まえの別冊マーガレットを彷彿とさせる歌詞。
ドリーム  ドリーム  夢みてパッション  はずんでパピヨンなドキドキ色が凄いので聴いてみて欲しい。

追撃するのが『となりでねむらせて』
約束していた記念日に仕事で待ちぼうけを食らいしょんぼりする私とごめんね、とひたすら謝る稲葉。

君のとなりで眠らせて　帰るところは1つだけ

この歌詞が繰り返されて。ごめんね、と眉が八の字になった稲葉が見える。
愛と仕事は比べられない、でも弁解の余地はないのは解ってるし、傷付けた自覚はあるからひたすら誠意をもって機嫌を取ろうと頑張ってくれる。
同棲感が迸る1曲。
「GUITARは泣いている」の後に続けて聞いたらその間にあった出来事を勝手に脳内補正できる。

『LADY-GO-ROUND』では卒業後に「お別れ」しすぐに次の人を見つけると強がったものの「やっぱり君がいい」「また君にあいたい」と未練を滲ませ、『今では… 今なら… 今も…』では別れたあとにすれ違った私に気が付かれず、密かにまだ想う稲葉の切ない声が響く。
我ながら罪過ぎる…。

とどめの『STARDUST TRAIN』で神様に嫌われても(私を)譲りたくないと横恋慕。
そんな愛され過ぎて困る一枚が2位。

ついに1位まできました。
1位は『IN THE LIFE』

1位です。タイトルの通り、稲葉との生活がありありと目に浮かぶこの1枚。

『TONIGHT(Is The Night)』の明らかに今からベッドで色々あるなこれ、な内容を美味い具合に比喩で歌うものだからいやらしくない。どこか耽美。

「硬いベッドは手作りLOVE SIZE
君と過ごす以外に　今夜何ができる」
「揺れて泳いで Tonight's the night 」
「星の隙間で呼吸したら　折り重なる波を滑る」

こんな感じで終始夢見心地でうっとりさせられる。
しかも稲葉発信なので合法でベッドに入れる。すごい。

続いて「誘拐だ」と私が怒り狂うレベルで強引に車に乗せておいて

単純な気持ちを隠しながら　能書きと冗談でひっぱってた　
君との会話を変えたいんだ　深夜の高速につきあえよ

と、稲葉じゃなかったら犯罪だよな…と
ファンの中でも噂される『Crazy Rendezvous』

こんなに強引なのは先ほど5位で紹介したSURFIN' 3000GTRとこの曲くらいだけど、大きな違いはこの曲ではまだ付き合ってもないし告白もされてない点。

帰らせないよ　朝が来るまでは　好きなんだから　しょうがない

こんな感じでびっくりするほど強引にこられる。
でも稲葉になら強引にされたいファンは私以外にも1億人は居るのでOKです。

『快楽の部屋』ではベッドでの行為とLIVE-GYMを巧妙にダブルミーニングさせる。そこかしこから淫靡な匂い。

乱れたヘア　そのまま躍らせ　なりゆきまかせ　腰をふれベイビー　誰にも真似できない　あなたのダンス　キめれば夜空もとろける

おっとこれは？危ない表現では？でも大丈夫。ライブの話だから。

『もう一度キスしたかった』では丁寧に出会いから二人の恋、一時の別れのあとの再会。でも二人は違う場所でしか叶わない夢を持っていて別れを決意するまでが描かれる。

エピソードが進むごとに添えられる「もう一度キスしたかった」の意味が少しずつ変わっていく。
切ない恋ができる一曲なので、しばらく妄想に浸れる。

アルバムを締めくくる『ALONE』
まるで自分が見てきた光景のようにありありと稲葉の姿が浮ぶ。
君、こと私を思い出してしまう自分を「勝手な僕」と称する。

いつまでも　歌い続ける声は　どこまで届くだろう
今　君に　逢いたい

こんな風に想われてえ～！そしてすぐ復縁したい…。
IN THE LIFEは１枚を通して私へ向けられて歌われてる感が強かったので1位となりました。

結果まとめと総評

21枚分のランキングをまとめたものがこちら！

あ～やりきった。ずっとB'z聴きながら作業してた。

ここまで読んでくださった皆さま。
これを参考にしたりしなかったりで良い恋とB'zライフを！

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