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離職して5ヶ月が経過しました。

こんにちは。おかゆホテル(@okayuhotel)のさや(@saya__takahashi)です。

離職してからの5ヶ月目が終了しました。5ヶ月目のテーマを予め決めていたわけではなかったのですが、振り返ると「人に会うこと」がこの1ヶ月を通じて自分に課された大きなミッションでした。

仕事を辞めてからの4ヶ月間は最近考えていることや悩んでいることを、断片ばかりのポエムのようなつぶやきの形で親しい人へぶつける事ばかりしていたのですが、周りの人たちのおかげで自分の考えや気持ちを対外的に言葉で伝える努力をせざるを得ない環境に身を置くことが出来ました。本当にありがたいです。

しかし…今の気持ちや考えや悩みを口にするのが怖くて、逃げたくてしょうがなくなっている自分がいることに気がつきます。

人に会うのが怖い

はじめてお会いする方、友人、先輩…関係性問わず、そもそも人に会うことそのものに少しばかりの恐怖を感じるようになっていました。特に「毎日なにしてるの?」「これからどうするの?」といった質問へは当たり障りのない回答をするものの、内心未だに焦ることもあったりして。

それもそのはず、仕事を辞めてからの4ヶ月間は本当に身近な親しい人以外へ最近考えていることや悩んでいることを話せていませんでした。そもそも転換期ゆえのふわふわした状態で、誰に会ってそれらを話していいか検討がつかなかったです。でも、そういう状態の時に”この人なら話せるかも”という思いの持ち込み先として、おかゆホテルを作りたいと思ったことを改めて思い出しました。

なぜ人に会うのが怖いのかを考えてみる

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嫌われることへの執拗な恐怖心

よくよく考えると、わたしは出会う人100%に自分を好いてもらいたいというなんとも壮大な願望がありました。(笑)100%というところが厄介で、コミュニティの中に1人でも自分の期待に沿わない言動をする人がいれば、「あー…あの人…わたしの事嫌いなんだろうなー。」と勝手に決めつけたり。一旦そう思い出すとその人への意識が強くなり、いつのまにかいわゆる”執着”となっていたこともあります。

いい関係性を築けている人との繋がりを大切にすることよりも、そういった自分の期待に沿わない人ばかりに焦点を当ててコントロールしようとしていたのが正直なところです。

これに気づいた時、わたしの頭には「2:6:2の法則」が浮かびました。

2割の人は、自分がどんな行動をとっても自分のことを嫌いになる。
6割の人は、自分の行動によって好き嫌いが分かれる。
2割の人は、自分がどんな失敗をしても自分のことを好きでいてくれる。

2割の人に意識と力をどんなに注いでも、嫌われる時は嫌われる。物や人に関わらず自分にもそういった対象があることを思い出すと、人間関係に悩んだ時はこれからも思い出してみてもいいかなと思える法則です。

だから、そのたった2割の顔色を伺ってビクビクと行動するのはなんだかもったいないなぁと思ったのです。だったら、残りの8割の人たちと幸せになったらいいわけで。


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よく見られたいという虚栄心

前回の記事の自己紹介(おかゆホテルのひと 自己紹介 ー さや)を書くにあたって幼少期まで記憶をタイムスリップ。あんなこともあった…こんなこともあった…と昔を懐かしんでいたところ、優秀であることや周りによく見られることに長年重きを置いている自分がいることに気がつきました。とにかく相手を失望させたくない…よく思われたい…という気持ちや価値観がデフォルトです。

だから「毎日なにしてるの?」「これからどうするの?」と相手が悪気なく聞いてくれたとしても、(場面や状況によっては、この質問を心理的安全性が低い質問だと捉えることもありますが、一旦脇に置きます。)

→ 質問に対して明確で綺麗な、格好いい回答が出来ない 

→ 自分をよく見せることができない 

→ 自分が答えられない質問をしてくる人、怖い!

わたしの価値観を元に、これまではこうした反応が無意識的に導かれる傾向があったように思います。だから、価値観が体現できる答えが見つかるまで人に会いたくない…みたいな気持ちになっていたのではないかと…。

でも、この価値観をベースにした人生は全く持続可能でないことに気づきます。虚栄心を満たす自信がないからという理由で人を遠ざけるよりも背伸びする自分を、等身大でいられるように誘導することの方が今のわたしには必要だと思いました。


さいごに

なぜ人に会うのが怖いんだろう…と改めて考えてみたとき、これまでの自分の思考の癖と嫌でも向き合わざるを得ない状況になりました。その中で今後に向けての課題が言語化されると、人と接するにあたっての心構えが明確になり、これまでよりも気持ちが楽になっています。

人はひとりでは生きていけないとわたしは思います。だから周りの人も含めてそれぞれが機嫌良くいられるために、人と生きていくことについて自分なりの関わり方を見直せたことは、人生のお休み期間を設けてよかったと思えることの一つです。


🍚 おかゆホテルって? 🍚

・休職中や離職中の方、または検討中の方
・休学中、就職活動中の方
・今の生き方や仕事に違和感を持たれている方
・人生をふと立ち止まりたくなった方

上記のような人生の転換期を迎えた方がまずはゆっくりと休み、自分と向き合い悩み、次の方向性を決めるための対話を提供するホテルです。

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