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おかゆホテルのひと 自己紹介 ー さや

こんにちは。おかゆホテル(@okayuhotel)のさや(@saya__takahashi)です。自己紹介したいなぁと思いつつ、のんびりしていたところ今日になってしまいました。遅ればせながら…自己紹介させていただきます。

自己紹介

改めまして、「さや」です。1992年生まれの現在29歳。2015年3月に大学を卒業後、2021年6月まで商社で貿易事務として6年2ヶ月働いていました。会社を辞め、いまは休職、休学、離職などを通じて人生に立ち止まりたくなった方に向けての場「おかゆホテル」の準備をパートナーと進めつつ、併せて今後の自分の人生の方向性について模索中です。

【現在の気になっていること】(幅がひろい…)

アート/デザイン/環境音楽/通過儀礼/自己マネジメント/ファッション/カウンセリング/ライティング/WEB/コンピューター/民藝/


生い立ち

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地方のとあるまちで生まれ育ちました。幼・小・中とメンバーの変わらない親密なコミュニティにずっと所属していたため、精神的なよりどころをいつも感じながらすくすくと育ちます。当時からの友人たちとは親戚のような関係性が今でもあります。


幼稚園、小学校低学年は図画工作が大好きでした。画用紙やお菓子の箱で何かをつくる作業に四六時中没頭。作りすぎて、画材がなくなるからもうダメと先生に止められるほど作ってました。(笑)あと、友達とおしゃべりするのも好きで、終始喋り倒していた気がします…。外で遊ぶよりも、家の中で手と口を動かすのが好きだった子ども時代。


小学校高学年頃から自分の体に対する強いコンプレックスを感じるようになり、それが服やファッションへの興味が深まるきっかけに。今でも興味関心があります。


中学校では入学早々部活に馴染めない&自分の時間が持てないことに不満を感じていたため、そそくさと退部。学校で部活に所属していないのは、やんちゃな生徒たちとわたしくらいになりましたが、その分ファッションや洋裁、音楽、英語、HPづくりなど、自分の興味を深掘りするための時間を捻出できました。この時の経験は、自分の大切にしたいことを再確認するときに今でもいつも思い出すし、余白の大切さみたいなものは当時から感じていたのかなと思います。ちょうどインターネットが発達してきたのがこのころで、外の世界の情報が手に入れば入るほど、田舎に住む自分がアクセスできるものに制限があることを痛感させられていたため、将来は絶対に都会、いや、海外へ行きたい!と強く思っていました。


第一志望の高校に受かり、学びたい分野に特化した授業が受けられるようになったものの、環境が全く肌に合わず…。これまでの人生の中で一番つらいけど、学びがあったのがこの高校時代。3年間クラス変えがなかったこと、部活が忙しすぎたこと(土日もお盆も休みない、休めない)、人間関係がギスギスしていたことが大きな要因で、会社員時代より何倍もしんどかったです。でも、今振り返るとこの時期のおかげで幸か不幸か忍耐力がついたのと、人間関係の捉え方が大きく変わりました。よく巷で聞く「他人は変えられないけど、自分だけは変えられる」ってやつです。だから、大人になってからは人間関係で悩んだり、困ったと感じることはほとんどないです。その代わりに自分についてはよく悩みます。(話題が逸れるので詳しいことはここでは割愛しますが、部活のことで学生時代躓きまくったので、日本の部活のあり方ってどうなん?ってところを今でも考えることがあります。)


高校卒業後は、都市圏にある大学の法学部に進学しました。本当は服飾系の専門学校に行く予定でいたのですが、進路決定直前の段階になって総合大学への進学に切り替え、のらりくらりと半年勉強。大学に行くなら、国際政治や人権についてなら興味あるなぁと思ったのでこの学部に決めました。結局、国際政治、人類学、地域研究などを浅く広く学ぶに留まるのですが…(汗)家族と地元がずっと心のよりどころだったので、大学へ進学してからは環境に慣れるまで寂しい気持ちをいつも抱えていましたが、色々な場所で友人が出来たおかげもあり、大学4年間はずっと楽しかったです。勉強(ほどほどに)して、バイトして、友達と朝までしゃべって、恋愛して…みたいな感じで、絵に書いたような大学生活でした。うち1年はイギリスへ交換留学。好き嫌いあるかと思いますが、わたしは彼らのブラックジョークがとってもツボだったので、しょっちゅう爆笑していた記憶があります。生憎、天気とご飯だけは合いませんでした…。(笑)21歳をイギリスで過ごせたのは今でも大きな財産。現地のLCCが激安だったので休みを利用してヨーロッパのいろんな国に旅行もしました。今思い返すと、めっちゃ貧乏な旅でしたがその不自由さが、強烈なスパイスとなっていい思い出になってます。

(白鳥が泳ぐプラハにて。楽園…!と本気で思った記憶。)

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大学卒業後は都市圏の小さな商社に貿易事務として就職。事業所には関連会社のメーカーの社員さんたちが50名くらい居られ、いつもアットホームなムードで居心地はよかったです。人間関係は良好だったのですが、人材育成の方針が不明確で行き当たりばったりだったのと、もっと仕事をしたいという気持ちが強かったため、就職して1年経った頃に「絶対転職する!」と決意し、新卒で就職から2年のキャリアで転職しました。


転職先は同じく都市圏の小さな商社。仕事のチャンスをたくさん頂き、海外出張を含めいろんな業務を任せてもらえたので結果的に転職してよかったです。わりとホワイトな企業だったので精神的にも金銭的にも余裕が出来、プライベートでは大学進学時に捨てた選択肢であった服飾専門学校での学びを並行して行うことができました。シェアハウスにも入居し友人の広がりも出来て、大人の暮らしも楽しいなぁと思いながら生きてました。

(当時作った服をすこしだけ。)

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が、そこに突然やってきたコロナ禍。それによってわたし自身の価値観の変化が生じたと同時に、パートナーとの関係性がスタートしたことで新たな役割が自分の人生に加わり、結果的に働くことへの定義や意欲がガラリと変わりました

冒頭でお伝えしたように、この変化がきっかけとなり最終的には仕事を辞め、今に至ります。


さいごに

今となれば、生い立ちの中で立ち向かわなければならなかった壁や、その時の葛藤がどんな意味を帯びたものであったかを冷静に分析できるのですが、当時は頭と心が同じ方向を向かないことにひたすら混乱し、どうしていいか分からず泣き喚く…みたいなことが何度もありました。その混乱を紐解くために、今はキャリアコンサルティングを勉強しているのですが、これが結構奥深く…!その理論のレンズを用いて人生を振り返ると、ああ、そういうことだったのね…と自分の葛藤がまったく不自然なものでなかったことに納得できます。出来るなら、当時へタイムスリップして、悩む自分に声をかけてあげたいと思うこともありますが、もう過ぎ去ったことであって。

だから、自分の経験や学びをこうして綴ることで、今、どこかで誰かの役にたつことがあるかもしれないなぁと思いながら、noteを書いています。

へえ、こんな人が書いてたのね…なんて思いながら、これからもnoteを覗いていただけると大変嬉しく思います。今日もお読みいただきありがとうございます…!


🍚 おかゆホテルって? 🍚

・休職中や離職中の方、または検討中の方
・休学中、就職活動中の方
・今の生き方や仕事に違和感を持たれている方
・人生をふと立ち止まりたくなった方

上記のような人生の転換期を迎えた方がまずはゆっくりと休み、自分と向き合い悩み、次の方向性を決めるための対話を提供するホテルです。

▶︎instagram    https://www.instagram.com/okayuhotel/

▶︎twitter          https://twitter.com/okayuhotel

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