全て「おじさん」の仕業(読解力について)
あるニュースをSNSで見かけて、これはどうなのか?という気になってしまいました。
「おじさん構文」を知ってるかい?
最近、「おじさん構文」というものが若者の中にあるそうで、(実際の若者が言ってるのかはさておき)以下のものが「おじさん構文」だそうです。
おじさん構文の特徴
①絵文字・顔文字の多用
②「〜ちゃん」などの名前を入れがち
③語尾が「〜かな」「〜かい」で終わりがち
④お伺いをたてたような言い方
⑤下心が見える
⑥一文が長く、句読点が多い
分からんでもないですけど…。若者の中には、あえて、このような要素を盛り込んでおじさんっぽく書いて遊んでいる人もいるんでしょうね。
「いや、おじさんかよ!」みたいなね。
分かりにくいのは全て書き手の責任か?
分かりやすく、端的に、他者を意識して書くことは大切です。書き手や送り手はこれを最優先に考えて書くべきかと思います。
しかしそれだけではないと思うのです!
一文が長い、句読点が多いと読みにくい。書き手が悪いと思っているでしょうが、
自身のリテラシーはどうなんですか?
読みにくいことを他人のせいにし過ぎていませんかね。
書き手の人だって「これなら相手に伝わるだろう」という感覚で送っているわけですから、それが分からないとなると、どうなんでしょうね。悪いのは全部「おじさん」ですか?
最近の傾向
最近ある有名人が「箇条書きで良くないですか?長い文を書くやつって馬鹿なんですか?」みたいなことをパソコンの前でビールを飲みながらいっていましたが、
箇条書きが適さない場面もあるはずなんです。
分かりにくい文は悪文だとする傾向が強いですが、それを高らかに誇りやかに言う人は、極論
私には長い複雑な文を読むリテラシーがありません。無能です。箇条書きのように端的にまとめてもらえませんか?
という発言にも聞こえるんです。
お互いに努力しましょう
読めないヤツが馬鹿、無能ということを言いたくてこのテキストを書いたのではありません。
現に長い一文を書いてドヤ顔してる意味不明な人もいるので。
ある学者の本なんて嘘なしで、一文が3ページにわたって書かれていました。これはさすがにひどいです。
だって何かを発信したくて本を書いているのに分かりにくいんじゃ、何がしたいのか分かりません。
書き手は伝わるように最善の言葉選びを。そのためには語彙力を磨きましょう!
読み手はどんな文がきても読み取れるだけの読解力を常日頃から鍛えよう!
これが読めないヤツは馬鹿。長い文書くヤツも馬鹿。
そうじゃなくて、お互いが能力を研鑽していきましょう!
最後に一言
おじさんは話が長いんです笑
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