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犬との苦い思い出~6歳の秋編~

僕の家ではこれまで4匹の犬を飼ってきました。

どれも柴犬系の犬で一番初めに飼っていたのが

ラッキーという犬です。

僕のニックネームはこの犬の名前から取りました。

僕が物心ついてからすぐに死んだので、

家の車庫の奥でしっぽを振りながら立っていた記憶しかありません。

そしてラッキーの子供がメスのチビ

チビの子供がオスのレオ

ややこしい(笑)

今回はこのレオについての思い出を書いていきたいと思います。

僕が6歳のころ、チビはおばあちゃん犬で力も弱かったので一人でリードを持たせてもらっていたのですが、

母さんと二人でチビとレオを連れて散歩をしていると、

隣を歩いているレオのリードも持ってみたくたったんですよね。

レオは白と黒の模様があって、体も大きく男らしい格好でした。

で、母さんに頼んで練習ということで家の近くでリードを持たしてもらったんです。

ですが、リードを手に握った瞬間レオが走り出してしまい、

体の小さかった僕は何メートルも引きずられました(笑)

両足のふたつの膝小僧は見るも無惨な姿になっていました(笑)

その後1ヶ月くらいはレオに触ろうともしませんでしたね。

これも今となっては良い思い出です!

やっとレオを一人で散歩に連れていけるようになっても、レオは僕が小学2年生の時に死んじゃったのであまり多くは散歩に行けませんでした。

体調が悪かったレオと一緒に寝た夜。

今でも鮮明に覚えています。

母さんとばあちゃんに無理を行って外犬だったレオと一緒にこたつで寝かしてもらいました。

その次の日の朝にレオは目覚めることはありませんでしたが、

いつも暴れん坊だったレオがあんなに素直に僕にくっついていてくれていたのはその日くらいですね。

今家で飼っている犬は1匹しかいなくて

もう散歩で引きずられることなんてありませんが(笑)

僕のこれまでの人生と犬はすごく深く関わっていたと思います。

犬のいない生活なんて考えられません。

もし将来僕に子供ができたときは、犬と共に成長していってほしいと思います。

犬はしゃべりませんが、意思の疎通をはかるために気を配ることがたくさんあります。

それは人間も同じで、幼少期に犬と遊んでいて無意識にやっていたことが今の人間関係の形成に役立っているなと思うことがあります。

人それぞれかもしれませんが犬から学ぶことってたくさんあると思うんです。

両足の膝小僧を犠牲にしたのは無意味ではなかったということですね(笑)

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