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いまさら?な手元

結婚するまで実家を出たことがなかった。
一人暮らし願望はあったし、物件探しもしていたけれど、結局、貯金しておけば?の天の声に甘え、出なかったのだ。

結婚して実家を出る。長年一緒だった家族とは違う、新しい家族と一緒に暮らす。どんなものだろうと不安にならなくもなかったが、まぁ、家のことはなんとなく出来るだろうから生活自体は大丈夫・・・と変な自信を携えてスタート。

なんでも完璧になんていかない、母がしていたことの半分も出来ていないし、そこにさらに我流がプラスだから、主人からしたら大丈夫???の連続だった、そして現在進行形かもしれない。

兎にも角にも、今のところ表立って不満や不自由はないのであるが、出産してからしばらく手は日常的にアルコール消毒、なんでも水洗いが必要になり、私史上最悪、いや極悪の乾燥状態。これまでの経験上、春から夏にかけて幾分かマシになるものの、今回はこんな状況なので、さらにその対応が増え、その「マシ」が見える気がしない。

最初に違和感を感じたのは手の親指、指の腹、爪と接触している部分。
小さなぷつぷつと、ちくっ、ちくっとした痛痒さ。乾燥が酷いのだろうと保湿しまくるも、一向に改善せず、皮が剥け始める。しばらく保湿を続けると痛痒さはなくなるものの、皮向けが一巡して、元通りに!といかない。

おかしいなぁと思っていたところ、ビニール手袋をして炊事をしている手の甲にも違和感。こちらもぷつぷつ・・・そして、ちくちくとした痒み。保湿しているのになぁ、極力水にさらす時間を減らしているのだけれどなぁと思い、ふと親指の爪を見ると、爪が伸びている!の白い部分の幅が広い・・・剥離しているのか?と不安になる。

ネットでキーワード検索していると、「手湿疹」「主婦湿疹」なるワードがでてくる。症状はよく似ている。これか?と読んでいると、やはり病院にかかる必要がありそうだ。

外出自粛生活の中、必要品の買い物、ムスコとのお散歩以外、特に病院にはかからないようにと思っていたのに、この有様な自分に嫌気が差す。とは言うものの、長引かせるわけにもいかないので、GW明け早々に皮膚科に行くことにする。

私の身に関して言えば、今更感のある「主婦湿疹」という病名。新妻でもないし・・・と自分にツッコミたくなる。原因の特定は難しいとの情報もあるが、どうにも水仕事を止められないので気長に付き合っていくしかないのかな。ムスコにうつらないことだけを願うばかり。

今宵も綿手袋をして、おやすみなさい。

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