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#30 上司からマタハラを受けた。

2020年11月16日。

産休をいつから取ればいいか、上司に相談した。

事前にメールを送って、こちらの意向も伝えて、上司の都合のいい話し合いの時間ももらって......会社的に見ても、失礼な対応はしてないだろうと思っている。

が、話し合いの場でマタハラを受けたので、そのときのことをまとめておこうと思う。

上司のマタハラ発言を受けた

●希望通りには産休させられない
これから後任を選ぶらしいし、引き継ぎもあるから、と言われた。これだけを聞けば理解できないことはないのだけど、人事・総務部の担当者には『本人が希望するタイミングで』と言われているので、矛盾がある。

しかも、上司には9月末に出産する旨と出産予定日(2020年4月)を伝えているので、産休を相談するまでの1ヶ月、何も対応していないことになる。会社(上司)の怠慢で産休が先延ばしにされてしまう、それだけでなく産休に入るのが悪い......みたいに私に責任転嫁をされているようで、非常に不快だ。

●休まれて迷惑
妊娠・出産の旨を伝えた直後くらいからつわりが始まっている。幸い、10月から妊娠中〜産後の在宅勤務が週3回認められている。出社日も決めなければいけなかったのだが、体調の変化に応じて在宅にしていいと上司が配慮してくれて、特に出社日を指定せずに適宜在宅にしている。

自分の仕事を他の同僚が負担するのがわかっていたので、在宅も出社も含めて有給は取っていない。その都度、体調と相談しながらベストを尽くしてきたつもりだ。

休んでいるわけではない、と声を題にして言いたい。体調によって動けない中でも仕事をしてる。勝手に決めつけないでほしい。不愉快すぎる。

●同僚に配慮しろ
結婚する予定なので、それをきっかけにいっそう家族や近隣の人の助けが必要になるから、気遣いは大事だよね、って話になって。それはわかる。

そこから派生して、同僚にも配慮しろ...って話になった。というのも、上司によれば妊娠・出産も在宅も『迷惑をかける行為』なのだという。

今までも迷惑をかけないように配慮してきたわけだけど、これまでも妊娠してからも迷惑をかける存在だとレッテルを貼られているようだ。妊娠をきっかけに辞めさせたいような感じが伝わった。

●研修の受講を拒否された
11月〜2月までの長期で行われる研修があって、興味があったから受講したい旨を伝えていたのだが、『無理』と言われた。

産休の取得可能が3月に入ってからなんだけど、無理と言われた。この研修の管理をしている人事・総務部に相談(打診)する様子もなく。産休でいなくなる存在に受けさせる研修はない、ということだろうか。差別的な対応があると感じている。

上司のマタハラ発言の背景

上司からは『つわりとかの大変さがわからない』と言われてはいる。上司は男性なので、妊娠・出産についてわからないのは理解はできる。けど、それだけじゃないのでは?とも思っている。

......というのも、上司と先輩女性が不倫関係にある可能性が高いからだ。証拠はないから想像の範疇を越えないけど、仕事中やプライベートの関係からすると疑わざるを得ない状況。先輩女性が文句ばかりを言い、自分が一番で有り続けたい性分なので、私のグチを上司に話して、上司が先輩女性の意見を代弁してるのではないか、というものだ。

そもそも妊娠・出産に理解がない、確実に奥さんの辛いときに飲み歩いて出張ばかりで、子育てにも家事にも非協力的だと容易に想像ができる上司。それに加えて、先輩女性の考えが上司の評価に直結した結果、私に対するマタハラになったのだろうとも思う。

どんな理由にせよ、ハラスメントには変わりはない。

上司のマタハラを人事・総務部に相談した結果

一連の上司のマタハラを人事・総務部に相談した結果、『部長がそんなことをするはずがない、気のせいだ』と一蹴されて終わった。良くも悪くも、他人を信用しすぎる社風なのもあり、私の訴えはまっこうから否定された格好だ。

今後は、勤務している職場のハラスメント相談室に相談するつもりだ。今のところ、産後もは叩き続ける意向を示しているものの、ハラスメントが是正されない限りは働き続けるのが難しいんじゃないかとも感じている。

身の振り方を考えないとなぁ。

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