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#34 マタハラの改善申し立てをした結果。

2020年12月7日。

少し前の話だけど、労働組合に間に入ってもらって、上司とマタハラの件の交渉をした。

職場に限ったことではないけど、周りにいる人の心ない言葉で傷ついたり『これってマタハラ?』と思ったり......、それでも復帰を念頭に入れてると、我慢することの方が多いのかなと思う。

私も復帰するつもりだけど、おかしいと思ったことはおかしいと言った方がいいのかなと考えているので、実際にどんな感じで交渉を進めたのか記事にまとめておこうと思う。

マタハラの改善申し立てをしてみた

冒頭のとおり、話し合いの場には上司、労働組合の担当者(1人)、私の3人。

労働組合の担当者とは事前に打ち合わせをした。上司と日程調整したものの、話し合いの目的は伝えていない。こちらの言い分を一度にすべて伝えると上司も混乱するだろう......ということで、優先順位を決めて、まずは産休の開始日を確定させることにした。

で、話し合いの場。
結果として、私の希望通りに産休に入れることになった。上司からは、『後任が見つかるまでは産休のタイミングを決められない』と言われ、私の希望に聞く耳を持ちすらしなかったのに、だ。

労働組合に仲裁に入ってもらってわかったこと

手のひら返しとは、こういうことを言うのかもしれない。私とふたりで話し合いの場を持ったときと、明らかに対応も態度も違う。

これでわかったのは、上司は相手によって対応を変える、ということ。口ごたえをあまりしない、上司よりも下の存在には横柄な言動をする。以前、新卒入社の後輩女性にもセクハラ&パワハラまがいの言動を平然としていて、悪びれもしてなかったから、これが上司の本質だと言えるだろう。

こういう人と対峙するには、相手(上司)よりも上の立場の人や対等に渡り歩ける人に味方になってもらうことが大事だと思う。

以前の職場で、3歳くらい年上の同僚女性に『30歳を超えたら、会社でもプライベートでも自力で解決しなければならない』と言われていた。
当時は毒親の影響で自分ひとりでも生きてやるって思ってたから、その同僚女性の言葉に納得していたし、自分でできないことを恥だというようにも思う節があった。けど、理路整然とわかりやすく説明しても、ベストを尽くしたとしても自力でどうしようもないときは、年齢とか性別とか関係なく誰かに頼った方が解決するのがベストだと思う。

特に会社では、今もなお役職付きはおっさんだらけの場合が多いし、そういうおっさんに限って女性を軽視した言動をする人が一定数いる。権力におごっていると、その人自身の器はかなり小さいから、権力......いわゆるスペックで判断する。

正当防衛は必要だ。そのためにも、ひとりで抱え込まないようにすることも大事だ。

上司に対する余談

性別であれこれ言うのは違うと思ってはいる。
が、私の上司は男性。子供はいるが、その言動からすると、いかにも『子育ても家事も妻に任せっきりで、自分は飲み歩いて何もしてこなかっただろう』という人だ。

だからこそ、余計に私には『何もしてないくせに、わからないくせに、偉そうなことを言うんじゃないよ』って気持ちが強い。

夫婦のあり方は夫婦によって違うのは当たり前だし、夫に家事も育児も求めない妻もいるから何とも言えないけど、少なくともわからないことを断言するような口調であれこれ口出すな、ということ。何事も、わかったフリをするのが一番厄介で、周りの人に悪影響を及ぼすんじゃないかと思う。

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