#103 イヤイヤ期がほぼゼロだった勝因を解説。
この記事では、
と思っている方の参考になれば嬉しいです。
イヤイヤ期がほぼゼロだった
私事ながら、3月に子供が無事に3歳を迎えました。離婚したりで子供にとってはハードな1年だったはずなのに、すくすく育ってくれてありがたい日々です。
さて、そんな中でふと気になったのがイヤイヤ期です。
一般的に、イヤイヤ期は2歳〜3歳半くらいの間にあるとされています。たとえば親が何を言っても「嫌だ」と言ったり、自分の主張を押し通そうとしたり、子供が意図的に親の手を煩わせることばかりをすることです。
そのはずなのですが、我が家には「これぞイヤイヤ期」というものがありませんでした。
思い返せば、お菓子を買ってもらえるまで泣き続ける、スーパーで床に寝転がって泣くことはありましたが、覚えてる限りでは2〜3回。おそらく少ない方でしょう。
そして、この間に「子育てしんどいな」と思うこともありませんでした。最近になって、そういえばイヤイヤ期はいずこ?と気づいて、記事として記録に残しておこう…と思ったくらいです。
イヤイヤ期がほぼゼロだった勝因
そんなこんなで振り返って、イヤイヤ期がほぼゼロだった勝因は以下のとおりです。
勝因1:子供の個性を尊重した
まずは、子供の個性を尊重したことです。「子供はこういうもの」という視点で接しないようにしました。
毒親育ちは親に決めつけられてしまっていますよね。少なくとも私はそうだったのですが、それゆえに子供に対して「こうでなければ」的な発想で接するのがイヤでした。
なので、子供と接する中で自分なりに「子供のトリセツ」を作って、その結果、基本的に子供の意志に任せ、ケガや事故につながりかねない言動に対してだけしかることにしました。
はたから見ると、良い意味でほったらかしです。ちょっと危ないなというときは「気をつけてね」と言えば、子供なりに考えて危険を回避しているのです。
勝因2:子供の話を最後まで聞く
子供の話を最後まで聞くようにしました。
大人だと、最初の何割か聞いただけで話の流れがわかることが多いかもしれません。これに対して、子供はまだ話すことをまとめて話す練習中。話を最後まで聞かないと、何を話したいのかわからないこともあります。
家を出る前や寝る前など、大人が早くしないとと思っているときほど、子供はのんびり。「早くして〜」と思うことはゼロではありませんが、子供には子どものペースがある…と何度も言い聞かせて辛抱しています。
私の場合、マイペースにやっていたことで毒親にバカにされたりけなされてきたので、自分の子供にはそんな思いをさせないぞ!と思っています。辛抱するたびに、心のゆとりが大切だなと思っています。
勝因③:子供と自分は別の人間だと思う
最後に、子供と自分は別の人間だと思うことです。
毒親思考だと、子供は親の所有物、子供だから何をやってもいい…という発想で下僕のような扱いをすることが多いです。しかし、子供なりに考えて行動できるのだから、一人の人間として接することが大切だと思うのです。
経験値の差、能力・知恵の差で、どうしても子供のできることは限られてしまうかもしれません。それでも、使い方を教えて何度かチャレンジしてできるようになるし、教えていないことでも知らぬ間に習得していることがザラにあります。
もしかしたら、子供はできないと思っていること自体が親のおごりかもしれません。すべてを親と同じようにすることは難しいかもしれませんが、近づけようと日々努力をすることで近づける可能性はあります。
自分とは別の人間だと意識して接するだけでも、子供がいきいきといられる、ストレスがない状態だからこそ、親に対する反抗心も生まれづらくイヤイヤ期が起きなかったのだと思うのです。
子育てのストレス発散方法は?
とはいえ、自分一人で子供と向き合っていると、体力的にも精神的にも「これで良いんだろうか」と自問自答するときはあります。
でも、感覚的にそれで「子育てがストレスだわ~」とはなっていません。自分の無意識なところでストレスになっているかもしれませんが、仮にそうだとしたら、いわゆるワークライフバランスで調整ができているのだと思います。
私は、元々「趣味は副業です」というタイプで、現在は副業が仕事となっています。仕事が趣味であり、ストレス発散になっているのだと思います。日中、子供を保育園に預けているおかげで、仕事にフルコミット…楽しんで仕事をしていればストレスにはならないですね💦
とはいえ、ストレス源になるのは「人間関係」です。コミュ障というわけではないのですが、相手の都合よく怒りや悲しみのようなネガティブな感情をぶつけられるとダイレクトに受け取ってしまって、心身に影響をきたしやすいです(結婚していたときはそれが日常だったためにメンタルがやられました)。
そのため、まずは自分のストレス源を見つけてゼロに近づけること。それに追加して、ひとり時間を作ることだと思っています。
子育てにフルコミット、しかも仕事して、家事はワンオペ…となると、ひとり時間を作るのは至難の業だと思います。その事情を理解してくれて、妻のケアをしようと思ってくれる夫さんは少数派でしょう(ここは100%主観です)。なので、子供と一緒にできることでストレス発散をしたり、子供に協力してもらってひとり時間を作るのが現実的ではないでしょうか。
家庭の事情により、できることは限られてしまうかもしれません。でも、近所の公園で遊んだり、お散歩したり、YouTubeを流して踊ったりすることなら、お金を使わなくても遊ぶことはできます。お金をかければいいというものでもないですし、子供の興味を考慮してできることを考えてみるのはアリではないでしょうか。
我が家の場合、子供がベイサイドブルー(連接バス)が好きで、ほぼ毎週末乗りに行っています。飲み物と軽い軽食を持参、バスを降りてからは子供の好きなように走り回らせているので、子供にとっても私にとっても良い運動になっています。赤レンガ倉庫や山下公園まで行くと何かしらイベントが開催されているので、私も楽しめています。
まとめ:イヤイヤ期を乗り越えよう!
この記事では、
とお悩みの方に向けて、毒親育ちでもママをやっている私の体験を紹介しました。少しでも参考になれば嬉しいです。
程度に違いがあっても、誰もが通るであろう「イヤイヤ期」。向き合い方は親によって違うので、「こういうものだ」と割り切るのも、日々子供にあれこれと小言を言うのも、ある意味正解なのかもしれません。
でも、どんな方法であれ、子供の立場に立ったときに自分の言動は適切なものなのかという視点は持っておいたほうがいいと思います。毒親育ちだからこそ、ちょっとしたことで怒りスイッチが入ってしまって取り返しのつかないことをしてしまった…ということも起こり得ます。自分を守ろうとする力が働きやすいからこそ、子供の心を守ることを意識していきたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。毒親のことで悩んだとき、困ったときは、お問い合わせフォームまたはTwitter DMからご連絡いただければと思います✨
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