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第2弾:はじめての「落語」 ~知識編~

初めて〇〇してみた。シリーズ第2弾!

色々なことに挑戦し、色々な世界を知りたいという好奇心に対し、その体験を「下調べ」と「体験談」という形でインプット&アウトプットすることで体験を深堀していくというこの企画。

サウナー体験に次ぐ第2弾は、はじめての「落語」。

コロナウイルスが蔓延しているこんな時に・・・、と
ネガティブな心持ちは一旦横に置いておきます。


1. 動機

そもそも、なんで落語かと。
落語=年配の方のもの、というイメージで若年層(と言ってももう30歳)にはあんまり馴染みがないものじゃないかなぁと。
そんななかでも個人的に行ってみたいと思った理由は4点↓

①生で見てみたいから。
当たり前やけどもYoutubeなりの画面越しじゃなく、目の前で見てみたい。って、社会人になって上京してきてから密かにずっと思っていたから。
今まで行きたい行きたいと思いつつも、自分一人でも行ってみることを、一緒に行きたい人を探すことを怠けてた自分を呪いつつ、同意してくれたトヨダに感謝感謝(_ _)

②ことばで心を動かすプロの技を体感したいから。
個人的に頑張りたいと思ってるコピーライティング・マーケティング・パブリックスピーキングの3点。
その核って思える『ことばで心を動かす。』ということを体現してる一つの答えじゃないか?とも思ってたことも理由のひとつ。

③レトロ・ノスタルジックな建築物が好き。深い理由はなく、京都なり鎌倉なり尾道なり駄菓子屋さんなり、昭和・ノスタルジックな景色とか建築物が好きやから。

④5代目 古今亭志ん生さんの名言が好きやったから。

他人の芸を見て、あいつは下手だなと思ったら、そいつは自分と同じくらい。 同じくらいだなと思ったら、かなり上。 うまいなあと感じたら、とてつもなく先へ行っているもんだ。  5代目 古今亭志ん生

小学生くらいの頃から名言を見るのが好きで、高校生の時に見つけた5代目 古今亭志ん生さんの名言。今回直接は関係ないけども、落語を見てみたいと思った理由の奥底には多分志ん生さんの存在があったのかと。


2. 落語とは

①落語基礎知識

噺の最後に「オチ」がつくのが特徴。歌舞伎など、ほかの伝統芸能と違い、落語は身振りと手振りのみで噺を進め、一人何役をも演じます。衣装や舞台装置などを極力使わず、演者の技巧と聴き手の想像力で噺の世界が広がっていく、とてもシンプルで身近な芸能です。
参照:公益社団法人落語芸術協会

補足でオチの種類もなんやらいっぱいあるらしい。知らんこといっぱいや!

大きくは、「地口オチ」と「考えオチ」がある。また、にわか落ち(地口オチ)、考え落ち、ひょうし落ち、逆さ落ち、まわり落ち、見立て落ち、まぬけ落ち、じこく落ち、トントン落ち、とたん落ち、ぶっつけ落ち、しぐさ落ちなどに細分する分類もある。
参照:Wikipedia

例えば、「ぶっつけ落ち」は全く関係のないことで終わりにする落ち、「まわり落ち」は結末が噺の最初に戻るものらしい。
なるほど・・・、実際聞いてみな全くイメージできへん(笑)
まわり落ちの代表例の「のっぺらぼう」聴いてみたいなぁと!

②落語の歴史

落語の始まりは、室町時代末期から安土桃山時代にかけて、戦国大名のそばに仕え、話の相手をしたり、世情を伝えたりする「御伽衆(おとぎしゅう)」と呼ばれる人たちでした。
その中の一人、安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)という浄土宗の僧侶は、豊臣秀吉の前で滑稽なオチのつく「噺」を披露してたいへん喜ばれました。江戸時代に入ると有料で噺を聞かせる人物が登場し、大阪では「米沢彦八」、京都では「露の五郎兵衛」、江戸では「鹿野武左衛門」などが活躍しました。こうして、「寄席」が誕生したのです。
参照:公益社団法人落語芸術協会

③上方落語と江戸落語 (長文で失礼。)

上方落語とは、基本的には大阪や京都などで上演されることが多い落語のことですが、現在は京都の方で落語が衰退してしまっているため主に大阪での落語のことを「上方落語」と呼ぶことが一般的なようです。そもそもどうして「上方」という名がついたかと言いますと、これは1932年の7月に発行された「上方」という雑誌で使われたことがきっかけとなった以後「上方落語」という言葉が浸透したとされています。ちなみにそれ以前は「大阪落語」や「京都落語」と言った名前で、地域別に名称が異なったそうです。
上方落語と江戸落語の違いは、上演される地域だけではありません。一度両方を聞いてみるとわかるかと思いますが、実はこの2つの落語には幾つか違いがあるのです。 まず上方落語と江戸落語とでは、使用する言葉が異なります。例えば江戸落語ではいわゆる標準語が多く使用されていますが、上方落語では登場人物によって大阪言葉や京言葉を使い分けて演じているそうです。一方で、江戸落語では関西言葉を使う登場人物が出る噺も多いため、関西言葉を演じる機会も多いようですが、上方落語では江戸言葉を使う機会はあまり多くはないようです。それゆえ、関西地方出身ではない人が上方落語を取得しようとすると、関西言葉から学ばなければいけないため苦労する人も多いと言われています。
また、上方落語と江戸落語の大きな違いのひとつに「使用する道具」があります。基本的に落語の世界では、手ぬぐいや扇子は使用するものの身振り手振りで噺の描写を表現しますが、上方落語でしか使用しない小道具もいくつかあるようです。まず噺家の前に置く小さな机である「見台(けんだい)」は使わない人も多いようですが、一般的には布団や湯船などを表現する際に使用されます。次に音が鳴る道具である「小拍子(こびょうし)」は、通常は見台の上に置き、雰囲気を変えるときや効果音を出すときなどに見台を打って音を鳴らして使用します。もう一つ、上方落語ならではの小道具である「膝隠(ひざかくし)」は噺家の膝を隠すための小さな衝立のことです。さらに、上方落語では江戸落語と違って三味線や鳴り物を使用することで演出を派手にする「ハメモノ入り」と呼ばれる演目が多くあります。
参照:SHUMIJIKAN

補足で上方落語の「見台」を使い、小拍子で打ち鳴らして音をたてる演出は噺を聞く事が目的でない通行人の客足をとめるため、喧騒に負けず目立つ必要があったからっていう小ネタも、関西っぽくて面白いし、ちゃんと今にも繋がってんなぁとかしみじみと。

3. 落語鑑賞にあたっての諸々

①落語はいつやっているのか?

寄席は年中無休
寄席は、毎日やっています。「昼の部」は正午前から、「夜の部」は、だいたい午後5時前くらいから始まります。基本的に入れ替え制ではないので、一日じっくり落語に浸ることもできます。
参照:公益社団法人落語芸術協会
上席、中席、下席で番組が変わります。
寄席の出演者や内容は、上席(毎月1日~10日)、中席(毎月11日~20日)、下席(毎月21日~30日)ごとに変わります。初めて寄席に行くなら、知っている落語家(噺家)が出演するときを選んで行くのがいいでしょう。寄席は小さいところが多いので、落語家が身近に感じられますよ。
また、事前に誰がどの噺をするのかも知りたいところですが、残念ながらそれは難しいです。芸人は、自分の演じるものが他の出演者とかぶってしまわないよう、当日、出番を待っている間にネタ帳を見ながら決めるのです。
参照:公益社団法人落語芸術協会

毎日やってるって単純にすごいなと。
初めてシリーズにとって、いつでも行けるんはハードル下がってありがたやありがたや。
どの噺をするんかは事前にわからんのはちょっと残念やけども、これも新しいことに出会える楽しみのひとつかも。

②落語はどこでやってるのか?
・新宿末廣亭
・浅草演芸ホール
・池袋演芸場
・国立演芸場
・横浜にぎわい座
・花座(仙台)
・天満天神繁昌亭(大阪・大阪天満宮)
・動楽亭(大阪・西成区)
・神戸新開地・喜楽館 などなど

やっぱり上方落語、江戸落語って言われるだけあって、東京とか大阪で多くあるっぽいね。

初めてシリーズでは、浅草演劇ホールにお邪魔しようかと!

③落語を見るときのルール

寄席は、好きなときに入って好きなときに出ることができます。ただし、最低限のマナーとして、入退場は高座の切れ場(演芸と演芸の間)にするとよいでしょう。また、公演中は飲食も可能です。ただ、こちらもあまり音のするものはお控えください。なお、当ホールではアルコールも販売しておりますが、飲みすぎて出演者に絡まないようにしましょう。あとは、携帯電話のマナーモード設定を忘れないよう注意が必要です。
参照:浅草演劇ホール

堅苦しいイメージがあったけど、意外とラフ。
チケットも予約不要で木戸と呼ばれる入り口で購入して、空いてる席に座るだけらしい。服装も着物なりを着る必要もなく、意外とハードル低くてすんなり挑戦できそうや。


つらつらと調べてみたけども、やっぱ実際に聞いてみないとわからへんなぁと。
さて、今週末が楽しみ楽しみ。

体験編もお楽しみに!


    ↓トヨダの体験編ができました! 3月28日(土)更新↓


<やってみたいことリスト(随時更新)>
・落語 →予定(2020.3.21)
・サウナー体験 →済 (2020.3.7)
・裁判傍聴
・ミニシアター
・スナック
・座禅
・プロレス観戦
・スポーツ観戦(Bリーグ、バドミントン)
・登山
・ケイビング
・DIY、アート
・サバゲー
・競馬、競輪、競艇
・日本茶ワークショップ
・ゲストハウス宿泊
・大きなお祭り(ねぷた祭)
・コーヒーワークショップ
・演劇鑑賞 →予定(2020.4.4)


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