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改めて「選挙」について(衆議院選挙公示日ですので)

Dear Readers

 急に寒くなって毛布にくるまっていたい季節になったなと感じながら、白湯ができるのを待っているタイガです。

 今日は10/19、衆議院議員総選挙の公示日です。いよいよ選挙戦が始まりますね。

選挙戦は人によって感じ方が様々だと思いますが、私は街頭演説で休日の昼寝を邪魔される以外は文句のない人ですw

 今回はそんな「選挙」についてお話します。


・政治家にとっての「選挙」とは?

 「改めて説明されるまでもない」と思う方もいるでしょうが、意外と政治家が「選挙」をどう考えているかは説明されないものです。

 では政治家にとって「選挙」とは?

 政治家にとって「選挙」とは「就職活動」です。

 「選挙」=「就活」

 こう聞くと不思議に思うかもしれません。ですが全ての政治家にとって選挙活動は就職活動なのです。

 全ての政治家には必ず任期があります。それは議員という職業でいられる期間のことです。ですので、その期間を過ぎると一度職を失うことになります。

 誰しも数年後にリストラされるとわかっていれば怖いものですよね。政治家とはそういう職業なのです。

ですが数年後にリストラされても再び政治家として就職できれば職は失いません。この再就職(就職)の手段が選挙なのです。

 ですから政治家は必死になって選挙で当選して議員職を続けようとするのです。

確かに街頭演説はうるさいかもしれませんが今の職業を継続するための活動だと思えば仕方なく思えませんか?

・有権者にとっての「選挙」とは?

 議員から見た「選挙」のお話をしましたので、今度は有権者から見た「選挙」のお話をします。

 有権者にとって「選挙」とは「わがまま」を伝えることです。

 こう聞くと驚くかもしれませんが政治とはそういうものです。

今のあなたではどうにもできないことを政治を使って変えてもらう。これは大事なことです。

 あなたの不安や不満、これを少しでも軽減するのに政治は使えますし、立候補をしている政治家は有権者の支持を得るためにいろいろなことを言います。

 就職活動をしている政治家にとって有権者は採用するか判断する人です。ですから有権者が求めていることを実現する(または望む問題を解決する)と言うのです。

政治家にとっては有権者の一票をたくさん集めないと無職になってしまいますから、新人さんや人気のない議員さんほど、(普通は)有権者の話を真摯に聞きます。

 そこで有権者の「わがまま」を聞いて当選した議員は、次の選挙でまた票を入れてもらうために、その「わがまま」を叶える(実現する)努力をします。

「選挙」とはこういう構図です。

・おわりに

 政治は難しく思われがちですが、学んでいくと以外に難しくないことがわかってくるのではないかと思います。是非とも食わず嫌いをしないで気楽に触れてくれると嬉しいです。

 今回は「選挙」を政治家がどう見ているか、そして有権者は「選挙」で何を伝えられるか、というお話でした。明日は有権者の「一票」がどういう意味を持つのかというお話ができたらと思ってます。

Thank you for reading

Hopefully tomorrow will be better than today.

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