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突然ですが | 至福のスイーツ

前回の記事で紹介したa Piece of Cakeさんでキャロットケーキを食べた日の夜。あのキャロットケーキを作ったのはどんな人なんだろうということで頭がいっぱい。調べてみたら、大川雅子さん! いつか行ってみたいと思っていたパンケーキのお店「APOC」のオーナーさんでした。しかも、暮しの手帖のパンケーキ記事を読んだこともあります。

私は粉ものが大好きで、ベーグル、カンパーニュ、マフィン、スコーン、パスタ、点心はかなり探求してきたのですが。あぁ、パンケーキの世界もちゃんと通ってくるべきだった、バカバカ、ワタシ。

でも、今からでも遅くないよね。ネットの力で大川雅子さんのレシピ本を入手し、ぐりぐり読んで。

秋晴れの気持ちのよい日にAPOCアポックさんへ行ってきました。

赤い看板かわいい。

すごく気合が入っていて、変なテンションだったので。12時のオープンすぐの入店は変な人だと思われちゃうかなと(すでにもう変な思考)、12:10に入店したのですが、すでに3組いました。

そして、私のあとすぐに席が全部埋まる…。週のド真ん中、平日の水曜日ですよ。私、なめてました。

事前に調べておいた、甘いのとしょっぱいの組み合わせでオーダー。奥をみたら、大川さんが焼いている!(変な人だと思われちゃうから、落ち着けワタシ)

そうしてやってきたパンケーキがこちら。(撮影前に気持ちがおさえられずシロップやスパイスをかけてしまった)

バターは冷たさと、口の中で溶けてパンケーキと混ざり合う感じを楽しむために、あえてパンケーキの上にのせていないそう。

パンケーキ(ホットケーキ含む)はそこまで詳しくないので多くは語れませんが。人の手が作るあたたかみと、センスのあるパーツと味わいにポッと心があたたかくなりました。

ここで言う、「センス」というのは民藝品の器のような、雰囲気のある手触りとゆがみ。でも、整っている感じ。

「パーツ」というのは素材そのものがおいしいのと。生クリームのポテッと状態とか、ベーコンのカリカリ具合とか、卵の半熟すぎないトロリとか。ひとつずつのこと。

「味わい」は口に広がる甘いのと、しょっぱいのと、塩のかけらと、ひんやりバターと、キュッと酸っぱいレモンと、しっとりふわん・ちょっとムチッとした生地、それぞれがおいしいということ。

お菓子を作ったり、食べたり、そういう日々の中でいろいろ思うことがあって。

そのひとつが。

お菓子やケーキって毎日食べるものじゃなくて、やっぱり特別なものだなぁと思うのです。作ったり、作ってもらったり、食べたり、おしゃべりに花が咲いたり…。なんていうか、日常をつなぐ、パワーやハッピー、トキメキをくれるもの。

それを再認識したパンケーキでした。

今度、姪っ子が来たらパンケーキをいっしょに焼こうっと!

▼2022年買ってよかったもので、APOCさんのスパイスについて書いています。よかったら合わせてどうぞ。

#パンケーキ #大川雅子 さん #アポック #pancakehouseapoc #表参道




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