チョコレートを豆から作ってみました~手作り編~
チョコレート作り体験の実践編です!
それはそれはそれは長い戦いでした。
そもそもチョコレートって何からできてるの?という方はこちら⇩
▶豆から手作りチョコ 作り方
豆が真空されて送られてきました^^
よく洗って、下準備完了です
焙煎
↓
皮むき
↓
粉砕する
↓
砂糖をいれて練る
↓
冷やし固めてチョコレートの完成
▶豆を焙煎するところからスタート!
【焙煎(炒る)】
今回届いた豆は50gです。
真空になった豆の袋を開けた瞬間、ものすごい酸味の強い・でもチョコレートっぽい匂いが家中に広まりました!
嗅いだことのない匂いに、ちょっとテンション上がります。
これをよく洗い、水気を拭き取って
家にある小さなフライパンで焼きます。
パチッとはじける音がすれば焼けてきた証拠
ということなのでこの音を待ちます^^
フライパンをゆすりながら待つこと20分
ポップコーンみたいにパチパチの連続とはならなかったけど
少しずつ焼けてきました
と同時に
香ばしさがプラスされて、ものすごくチョコレートの匂いに近づきました!!
【皮むき】
粗熱が取れたら、次に皮をむいていきます
(せっかちなので、熱いままやりました。
皆さんやけどにはお気を付けください)
落花生や栗を剥くように、ぎゅっと握ると割れ目が入るのでそこから剝いていきます。
剥きやすいものと、剥きづらいものとあるので
ざっと20分くらいかかりました^^
ゆで卵のハズレくらい剥きづらいのもありました。
【豆を砕いて粉にする】
さぁ、これがメイン作業です。
すり鉢で擦りこぐ
または
電動ミキサーで粉砕
と書いてあるのですり鉢を買いました。
手作り体験ですので^^
ものすごいチョコレートの強い香りに感動✨
初めて使うすり鉢が楽しくて
”豆を砕く”のは簡単でした
問題は粉にすることです。
すり鉢のサイズの問題なのか、力不足なのかわかりませんが
砂粒程度にするまでに130分かかりました。
休み休みやったので豆を開封してから4時間はたっています。笑
ちょっとざらつく かな~
とは思いましたが、手が限界だったのでここまで。
(インスタにはすりこぎ動画をアーカイブで残してあります。笑)
【お砂糖を加えて練る】
豆の粉砕ができたら粉糖を加えてさらに混ぜます
100パーセントチョコレートは苦みとえぐみで食べられません。
たまにビターなほど好きな方もいらっしゃいますね。すごい。。
まだすり鉢つづくのか・・・・と思ったのは言うまでもないです
粉糖と、粉状になったカカオ豆を練ることによって、
カカオ豆から出てきた油分で艶が出てきます。
ここまでくると、めっちゃチョコレートっぽいです!!!!
【型に流しいれて冷やし固める】
最後は付属の型に流して冷蔵庫へ。
カカオポッドの形のチョコモールド、可愛い♡
15時頃に始めたチョコづくりも、
すでに夜になってるので食べるのは次の日に!
わくわくが止まらない(^O^)
50gのカカオ豆は15粒のチョコレートになりました
▶完成!!
実食!
香り・・・作りたてだからか、口に入れた瞬間に鼻に抜けるカカオの香り!
1枚100円の板チョコとは
インスタントコーヒーと引き立ての豆くらいの差がある
食感・・・やっぱりざらつきが残ってしまった
ざらつくほどの粒には当然砂糖の甘味が入らないので噛んだ瞬間苦い。
ただこれはこれでおいしい!
味・・・香りも強いので味も濃く感じる。酸味も少し残ってフルーティーに感じる
焙煎から短期間で一環できたから風味が逃げなかったのか、
明らかに板チョコは違う!
トータル、すごい美味しかった!!
砂糖の量を変えたり、粉砕する具合を変えたり、
アーモンドを入れてみるとか
いろいろ遊びたくなりましたが15粒しかなかったので
そのまま大事に食べました。
▶かかった時間
・豆を炒る 20分
・皮をむく 20分
・すり鉢で粉にする 130分
・砂糖を加えて練る 30分
トータル 180分!!!
※休憩はすべて省いた時間
なかなかの大作ですね(笑)
▶体験してみた感想
実際に工程を学ぶだけでなく、やってみたことで
歴史的チョコレート誕生の瞬間を体感した感覚です(感動)
たしかに手作業は大変だけど、このカカオの香りは作ってみないと体験できないと思います🥺
ショコラティエの勉強したくなりました!!
筋肉痛にならないならまたやりたい!
チョコレートづくりのワークショップとかやったら楽しそう^^
私はまたいつかやると思う(笑)
▽今回使わせてもらったカカオ豆
▽チョコづくりした後に見たドキュメンタリー
チョコの栽培からのお話(アマプラで観れます)
生産国に足を運び、栽培の様子から日本でチョコレートにするまでの
BEAN TO BERのドキュメンタリー映画
インスタでも日々おかしの発信中^^
https://www.instagram.com/okashi_tsukuruzo/
長文にお付き合いいただきありがとうございました!