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鬼まんじゅうのような日

今日は朝から、娘と一緒に鬼まんじゅうを作った。ほかほかとした湯気と、ほんのり甘い匂い。子ども達の歓声。良い仕事したなぁ私。もう今日は終了でいいかもしれない、とすら思った。

鬼まんじゅうは、薩摩芋を使った蒸しパンのようなお菓子。
角切りした薩摩芋に、お砂糖をまぶして30分ほど置き、水分が出たら粉を混ぜて、もったりした生地になるまで水を加えながら混ぜる。たったそれだけ。あとはせいろで20分蒸すだけで、冒頭のように家庭は良い感じの雰囲気になる。

我が家はきび砂糖だから色が悪いけれど、やはりとても美味しい。二段せいろの蓋を開けたときのご馳走感も良い。

結局、今日は公園に行き、夕方までお友達と駆け回っていた。コートを脱ぎ捨て、喉が乾いてペットボトルをトータル3本買うくらい、はしゃいでいた。私も8歳に負けないテンションで色鬼に混ざる。公園は、子どもに混ざれば混ざるほど楽しい。

祝日で夫が早く帰宅してくれたので、みんなで食卓を囲む。ガヤメバルの煮付け、白葱と豚の炒め物、胡瓜の和え物、お味噌汁、味のり、梅干し、白ごはん。それから再び鬼まんじゅう。鬼まんじゅうに始まり、鬼まんじゅうで1日を〆る。

息子が、鬼まんじゅうをおむすびみたいに持って、「さいこうにおいしい。まま、さいこう。おべんとうのときもつくって。」と4歳児最高の賛辞を贈ってくれた。お弁当に鬼まんじゅうはどうかと思うが、もうほんと結婚したい。(夫はお腹いっぱいだから明日食べるなどと平気な顔で言う。)

こんなにゆるくて平和な日々が続けばいいなとも思うけど、毎日続くと飽きちゃうんだよね。セルフ不幸スパイラル。明日は切り替えてビシッと働こう。それができることが私は嬉しい。

#雑記 #日記 #鬼まんじゅう #子育て #育児 #冬

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