休職をする事になって(1週目)

偶然、夏になったら会おうと連絡を取り合っている昔からの友人がいて、
正直連絡を取り合っている時は、口では会おうね!とか言っていながら、
身体は人に会う事が億劫になっていた。
1週目にたまたまその友人から具体的にいつにしようかという連絡が来た。
日程を決めるうえで、休職になったし、いつでも大丈夫と返事しようと思っていた。
ただ7月は忙しいと返事をしていた為、いつでも大丈夫は不自然であった。
気を許している友人でもあり、どうしようか考えたが、
今までの状況と通院、休職の話をした。
一人は、よく今まで頑張ったね。
とにかく休んで美味しいものを食べに行こう。
とか
もう一人は、打ち明けたメッセージをみて、
仕事中なのにすぐに電話をくれた。
二人からの言葉が本当に身に染みた。

休んだばかりだったこの時は、病院に「はい、休みたいです。」
と自分の本当の気持ちを伝えたけれど、結局逃げなのではないか。
もっと世の中には私よりも重く苦しんでいる人もいるのに、良かったのか。
給与も出なくなるし生活ができるのか。
とか。
もう職場にしばらく行かなくて良い、
仕事の事は何も考えなくて良いという安心感と、
生活全般的に見て、休職が不正解だったのではと、
勝手に天秤にかけていた。

休職の選択がこの段階で良し悪しかはわからない。
目先の事はどうでもよくて、単純に心を休める事の大切さとともに、
休む選択をしたあなたを受け入れるよと言ってもらえている気がした。

とにかく、暑くなってきたのも相まって余計寝られなかった。
近所へ散歩にでかけたり、路線バスに乗って外の景色を眺めたり。
帰ってきて、うたた寝が出来た時は嬉しく、成果だと感じた。
計画は立てず、その日にやりたいと思った事をやる。そうする事にした。
休職の手続きをしたり、部屋を片付けたり。とにかくゆったり過ごした。
それでも、夜中に起きて涙が止まらない日々だった。


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