フィンランド語を学ぶときに、私の頭の中と外で起きていること4
アップが遅くなりましたが第4話です。フィンランドの子供達がフィンランド語を学ぶための教材で勉強してみよう!という話です。
Ekapeli alkuは、文字を読むのに困難のある子どものサポートなどを目的としたもの。語彙を増やす目的には向いていませんが、大人でも初学者が文字と音の関係を身につけるために役立つのではないかと思います。
ちょっと遊んでみたいな、という方のために最初の設定の仕方を以下でご紹介。
インストールは公式サイトから。スマホでもPCでも遊べます。http://www.lukimat.fi/lukeminen/materiaalit/ekapeli/ekapeli-alku
こんな感じで、起動するといきなりフィンランド語の画面になります。
メールアドレスなどを登録してアカウントを作れるようなのですが、今回は1番下のPelaa kirjautumatta(ログインせずにプレイ)を選択しました。
pelaaja(プレイヤー)作成。自分のキャラを作ります。Nimiiの欄に名前を入力して、性別を選択します。
↑各種設定。一番上のTavuviivat(ハイフン。音節ごとにハイフンを表示してくれる)はチェックを外しておいた方が読みやすいかもしれないです。
あとはAloitustaso(レベル?)の設定。デフォルトのAutomattinenは、レベル1〜3の問題がランダムにでてきます。しかし、レベル3は普通に文章問題が出てくるので、1か2にしておいてもいいかもしれません。
髪の色や肌の色、洋服の色を変更できます。服や小物はプレイ中にも手に入ります。
設定が終わればあとは簡単。フィールドはこんな感じです。
フィンランドの大学と企業が共同で開発したアプリということですが、フィンランドでは大学と企業が一緒に何かを開発することも多いのだそうです。日本でも産学連携が推進されていますよね。
文字と音の関係を身につける、ということを非常によく考えて開発されたアプリなので、他の言語のバージョンもあったらいいのになあと思います。
ICT教育なんて言葉もよく聞くようになりましたし、Edtech(エドテック)といって、教育のためのアプリやさまざまな技術を開発するベンチャーなども増えていますね。新しい技術が、新しいことを学ぶハードルをどんどん下げてくれているのは、非常に喜ばしいことです。
Ekapeli alku
[このシリーズの次のお話はこちら]
https://note.com/okanote/n/n692fa7f607ce?magazine_key=mcdc4b722d984
[このシリーズのお話の一覧はこちら]
https://note.com/okanote/m/mcdc4b722d984
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