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島の夏

島の防波堤から

鼻をつまんで紺碧の海に向かって飛び込んだ時

鳥になったようだった

水音と共に

海面をつき破って深く沈んだとき

魚になったようだった

わらじまで灼きつくすような海辺の道を歩き

かっと照りつける太陽をまぶしく見上げた時

太陽になったようだった

故郷の 島の夏

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