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銘柄分析!KDDI(9433)

こんにちは。
しがない個人投資家です。
日々、株式投資の勉強しております。

せっかく勉強したけど、
何も書き留めずだともったいないと思い、
noteに残しておこうと思います。

今回は、
KDDIについて、
書いていきたいと思います。



事業内容

KDDIは日本の通信会社で、2000年にDDI、KDD、IDOの3社が合併して設立されました。携帯電話や固定電話、インターネットサービス、データセンターサービスなど、幅広い通信サービスを提供しています。
日本国内で事業を展開しており、アジア、アメリカ、ヨーロッパなどの地域に子会社や関連会社を持っています。KDDIは高速なモバイルネットワークを提供しており、世界でも最速の1つとして知られています。また、5GやIoTなどの先進的なデジタル技術にも力を入れています。

以下に、KDDIの主な事業内容について、詳しく説明します。

  1. 携帯電話事業
    auブランドで携帯電話サービスを提供しています。auの携帯電話は高速通信が特徴で、4G LTE、5Gなどの最新の通信規格を採用しています。また、スマートフォン向けのアプリやコンテンツの提供も行っています。

  2. 固定通信事業
    固定電話、ブロードバンドインターネット、テレビなどのサービスを提供しています。NTTと並んで日本の代表的な固定通信事業者の1つであり、日本国内での顧客数は多数を誇っています。

  3. データセンター事業
    クラウドサービスやデータベース管理などのサービスを提供するデータセンターを運営しています。世界中に多数のデータセンターを保有しており、企業や官公庁などの顧客に向けたクラウドソリューションを提供しています。

  4. インターネット接続サービス
    企業向けにVPNサービスやインターネット回線を提供しています。これらのサービスは、企業の拠点間の通信や、企業のオフィスにおけるインターネット接続などに活用されます。

  5. システムインテグレーション事業
    情報システムの構築や保守、運用支援などのサービスを提供しています。これらのサービスは、企業の業務効率化や情報セキュリティ対策などに活用されます。

  6. ソリューション事業
    ビジネスや医療、教育などの分野において、IoTやAIを活用した新しいソリューションを提供しています。例えば、医療機器のモニタリングや、教育現場でのeラーニングなどがあります。


株主還元(配当金と自社株買い)について

株主還元とは「株主に利益を還元すること」です。
具体的には主に以下の3つがあります。

  1. 配当金
    企業が株主に対して配当金を支払うことで、
    直接的に株主に利益を還元する方法です。

  2. 自己株式の取得
    企業が自社の株式を買い戻すことで、
    株主に対して株式価値を上げることができます。

  3. 株主優待
    株主に対して商品割引やサービス特典などを提供することで、
    株主の利益を増やすことができます。

1.配当金の推移

上記が配当金の推移です。
過去10年間を振り返ると減配は無く、毎年増配しているようです。

配当性向は30%~40%程度を目途にしているようです。

「配当性向って何?」という人は、下記の記事に纏めてます宜しければ読んでもらえると嬉しいです。


2.自社株買い

2016年から、毎年実施しているようです。

3.株主優待

全国各地のグルメから選べるカタログギフトが貰えるようです。
保有期間と保有株数でカタログギフトのレベルが決まるようです。

以下、KDDIの株主優待制度に説明しているリンクです。


株価推移について

700円~4400円のレンジを推移しているようです。


個人的考察

ここからは、
しがない個人投資家の
しょうもない考察になります。

ここで書くことは、
「買う」「売る」ということを
推奨するわけでなく、
一個人が思ったことを書きます。

株主還元について

まず株主還元について、KDDIは配当性向40%以上とする方針のようです。また、21期連続でDPS成長(1株当たりの配当金の増配)を目指しているようです。

2023年3月期の中継資料P38

ちなみに2023年3月が予定通り増配されたら21期連続になります。

2023年3月期の中継資料P39

また自己株式の取得については、「機動的な自己株式取得」と明確な数字では書かれていませんが過去の実績から積極的に自己株式を取得していく企業という印象が強いです。

2023年3月期の中継資料P40

業績について

次に業績について、
2023年第3月期の決算説明資料から売上は伸びているようですが、利益は減少しているようです。

2023年3月期の決算説明資料P4

利益が減少している理由はエネルギー高騰と通信障害の影響のようです。

2023年3月期の決算説明資料P5

一方で、事業の主となっている個人向けのサービス事業ではスマホ利用料金の値下げの波が下げ止まりしているようです。

2023年3月期の決算説明資料P9

スマホ料金の値上げは出来ないため、電気料金など様々なサービスと合わせ技でARPU(1ユーザあたりの平均収益)を伸ばす戦略のようで、順調に伸ばしていますね。

まとめ

21期連続増配や自社株買いの頻度など、株主還元はかなり良い印象を受けました。業績についてもスマホ利用料金の値下げという政府の方針から、しっかりと戦略を立てて回復しているようです。

2023年4月現在の株価はやや高い印象ですが、株価の下落したときはしっかりと狙っていきたい企業だと感じました。



みなさんの投資判断のご参考になればと思います。

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★参考にしたソース
①KDDI 23.3期~25.3期の中期経営戦略資料https://www.kddi.com/extlib/corporate/ir/management/target/pdf/2023-2025.pdf

②KDDI 2023年第3四半期決算短信https://www.kddi.com/extlib/files/corporate/ir/library/presentation/2023/pdf/kddi_2023_3qc_IRAfOL.pdf

③KDDI 公式HP
https://www.kddi.com/corporate/ir/



以上です。


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