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【体験格差】夏休み中に貧困が悪化する現実に対して思うこと

どうも、かあさんです。

先日ネットニュースの記事で、夏休み中に家計の経済状況が悪化して非常に踏ん張っているシングルマザーの方のインタビューを拝見しました。

持病を抱えているため十分に働きに出れず生活保護を受けながら、二人の小学生のお子さんを一人で育てているそうです。


実は私も数年前までシングルマザーでした。

その時、私は生活保護を受けてはいませんでした。仕事は正社員で、幼いわが子1人と自分で贅沢をしなければ十分暮らしていける平均的な手取り額のお給料をいただいていました。

国からのひとり親の援助は収入額から満足に受けられず、住居が都合がありちょっと特殊だったため援助を受けている認定を受けひとり親手当(児童扶養手当)ももらっておらず医療費も無料ではありませんでした。

もしその時の稼ぎでインタビューのお母さんのように小学生2人の子供を一人で育てていると想像すると、正直持病がなくて稼ぎに出ていられても絶対厳しいと思います。



私は周りに相当恵まれていたから成り立っていたと完全に言い切れるくらい恵まれていたので、本当に運がよかった、そのものでした。


で、夏休みになるとこれが相当に苦しいんですよね。
ここの想像は今現在パートナーがいても苦しいくらいなので、想像を絶するんだろうなと思います。

そのご家庭では
この猛暑にエアコンは極力付けない。
お肉が買えなくてお豆腐やこんにゃくで何とかしのいでいる。
子供達には暑さを乗り切れるようにゲームにみたてて必死に持ちこたえている。
洋服は基本的におさがりをもらって、穴が開いても破けても新しいのを買えないから着倒す。

胸がぎゅっと締め付けられるとともに、私にだって起こりえた現実なんだなとハッとするのです。



親も子も必死で生きている


インタビューの中で非常に関心がわいたのが「体験格差」という言葉。


夏休みは家族で旅行に行ったり、日帰りでどこかに遊びに行ったり、外食で普段食べないようなおいしいご飯を食べたり
いつもとは違った体験をすることが増えますよね。

そのためにお金があるなら大いに問題ないですよ。でも、常にギリギリの家計はそんなお金を捻出するのは到底無理なわけです。

そうするとこれがまたとても切ないのが、子供たちの経験の差が生まれるんですね。

あの子はディズニーランドに行ったとか
おばあちゃんちでおもちゃを買ってもらったとか
夏休みでお祭りに行ってくじや綿菓子をたくさん楽しんだとか

親も子供も悪くない。
どうしようもないのに、切ない思いをしていく。

この経験の差が将来的になにか差を産んでしまうのかもしれない。


自分に置き換えたときに、働きたい頑張りたい、でもどうしようもできない事情がある(持病や土地・環境など)時、どうやって前を向いて突破していけるのかなと思いました。

子供がいると、自分の気持ちをないがしろにしないといけない時なんてたくさんで、むしろ睡眠時間を削って食費は子供の分だけでも贅沢させられれば自分は米だけでもいいし。

でもいつか、心がおれてしまわないか
それは自分でもわからない領域で。

こんな現実が見えないけれど日本のそこらじゅうで起きていて、ただの一般人の私に、何ができれば変えられるのか。

そしていつでも自分がそうなりうる現実をどう消化して人生において対策をしていくのか。

まずはこれをnoteに書いて、アウトプットして
この現実を知らない人がいたら知ってもらうきっかけになるようにして

そんなことからしかできないんですよね。

日本はどんどん財源が少なくなっていく国ですから、自衛を強化していかないと国と一緒に共倒れになってしまいます。

そこで何ができるのか、何をしておくべきなのか。
今一度考えなければなと思いました。


結局月並みのことしか今はまだ思えないけれど。


本日もご覧いただきましてありがとうございました。

かあさん




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