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okananのゲームレビュー①「Return of the Obra Dinn」


Return of the Obra Dinnとは?

「Return of the Obra Dinn」とは、ある商船を調査し、その船で何があったのかを解明する謎解きゲームである。
このゲームはパソコンとNintendo Switchにて遊べる。パソコンの方は上のURLからsteamを、Nintendo Switchの方は下のURLからMy Nintendo Storeを開くとダウンロードできる。2,000円ほどかかるが、その価値があると断言できるほどにおすすめのゲームである。以下、内容を簡単にまとめたあらすじのようなものを紹介する。
消息不明となっていたはずの商船「オブラ・ディン号」がある日突然戻ってきた。しかし船は損傷し、船員も見当たらない。これを受けて主人公であるプレイヤーが調査に派遣された。手がかりは1冊のノートと死体から死ぬ前の記憶が見られるようになる不思議な時計のみ。プレイヤーはこれらを駆使して60名の船員の行方とオブラ・ディン号で起こった出来事を解明する。

このゲームの体感難易度

親切設計だが、決して簡単ではないという印象である。
謎を解くうえで重要な船乗りの用語はリストアップして意味が書いてあるため、そういった点では親切設計と言える。かといって簡単すぎるわけではなく、手がかりを隅々までチェックしないと解けないような個所もあり、非常にやりごたえのある内容になっている。また、船員の出身国が重要な手がかりとなるところもある。そういった世界の文化についての知識が必要とされる場合もあるため、総評としては難しいと言えるだろう。ちなみに私は定期的にヒントをもらいながら解いていたが、全員の身元を確認するまでに23.6時間かかっている。(攻略サイトの類は一切見ていない。)

一番難しかったところ

鐘楼員(船のマストの上部に上る権限を持つ少し等級の高い労働員)の身元特定である。誰が鐘楼員にあたるのかは比較的簡単にわかるのだが、その先の一人一人の特定が非常に難しかった。出身国から考えて、消去法も使ってやっと特定できたという感じだった。しかし、この謎を解くために調べて知った新たな異国の文化があったため、解いていて非常に面白かった。

一番印象に残っているところ

2章の「死に至る病」である。そこには、記憶を隅々まで見てやっと見つけられる重要な手がかりがある。それに気づけたとき、2章の登場人物が芋づる式で全員特定できるようになるため、非常に快感である。
また、私が一番最初に全員の身元を特定できたのも、2章だった。
さらに、様々な人物の身元特定において手がかりとなる記憶が2章にあったため、1番たくさん記憶を見たのが2章の記憶だった。
これらの理由から、2章の「死に至る病」が強く印象に残っている。

まとめ

このゲームは難しいが、非常に面白いゲームであった。
手あたり次第やってみるというよりも、手がかりをよく分析して論理的に考えることができるので、謎解きが好きな方には非常におすすめの作品となっている。また、3人身元を正しく特定すると演出が流れるため、程よいスパンで答え合わせができ、達成感が得られる。この達成感が非常に快感であるため、この記事を見た方にはぜひ味わっていただきたいと思う。

あとがき

ここまで読んでいただきありがとうございました。ブログを書くのは初めてで、伝えたいことを言語化することや長くなりすぎないようにまとめることに非常に苦労しました。読みづらいところがあったかもしれないです。
しかし自分の楽しかったことをこのように残すことは非常に有意義で楽しいことだと思いました。文字入力が好きですし、楽しかったことを思い出しながら読んでくれた人にこの楽しさを布教することって非常に心躍ることだと思います。また、自分の感情や伝えたいことを言語化するために言い方などを考えていると時間が経つのが早く感じるほど没頭できました。
不定期にはなりますが、これからもゲームの感想などを日記感覚で投稿できればいいなと思っています。また更新されたときは記事を読んでいただけると嬉しいです。あわよくば私の記事がきっかけで新しくゲームを始めて、楽しんでいただけると非常に嬉しいです。稚拙でマイペースなブログになりますが、これからもよろしくお願いします。

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