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運送業から見る燃料高騰について

ガソリン高っ。

久しぶりの投稿です。広島県福山市で運送業をやっています。
毎月、いや毎週のように上がるガソリン代、家計も圧迫して死活問題かと思います。
運送業もダイレクトにダメージを受けており、ボディーブローの比ではなく思いっきり食らったストレートレベルです。
見ても分かる通り、上り幅が非常事態宣言です。
最新の軽油価格が154.2/ℓ(3/14現在)

参考:プロパンガス料金データ量日本一

ちなみに平成30年の平均値が122/ℓで、その差なんと32.2/ℓ
ウクライナ情勢を見れば、まだまだ上がる可能性は高いですね…。

運送業の経営にどの程度影響が出るか?

(例)
大型トラック100台
1台の月間売上100万円
1台の月間走行距離6,000km
平均燃費3.5km/ℓ
軽油代 122円ℓ
利益率(運送業上位10社の真ん中5.5%)
だとすると?

122円の月間利益額 100台×55,000円=5,500,000円
132円の月間利益額 100台×37,857円=3,785,700円
142円の月間利益額 100台×20,714円=2,714,000円
154円の月間利益額 100台×   143円=   14,300円

もちろん例として書いているので、各社数字は違いますが、上位10社でこれです。その下の62,000社は目も当てられない。

 これからどうするか?

トリガー条項や、石油元売りの補助金もありますが、これに頼ってると相当痛い目を見ることになりそう。
各社値上げも起こっていることでしょうが、それプラス何かしないと先がないことを、ものすごーく考えながら次の手を打ちましょうかね。



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