本音って何だろう?
たまたま昨日は「本音」というワードにたくさん接する日だった。自分が考える語義と人による語義が微妙に違う。空いている隙間が気になってずっとずっと頭の中をグルグル回っている。
本音って何だろう?
ライター仕事をしていると打ち合わせで「本音を引き出してほしい」といわれるケースが多々ある。本音をオンの時間では話さないことと定義するなら、おそらくライター業の人はそれぞれの方法で話を聞けると思う。
ただし、それは発注者が期待する話ではないかもしれない。
本音というのは、他人がどう望むかどうかに関係なく自由に生まれてくる。それは耳が痛いことだったり、地味でつまらなかったりする可能性がある。本音なのだから仕方ない。でも「聞きたかったのはそういう本音じゃない」と否定する人がいる。いやいやいや。ちょっと待って。欲しい本音と欲しくない本音で分けること自体が間違ってない?
それは話し手の本音じゃなくて、聞き手の本音。本当に本音を聞きたいのであれば何が出てきても引き受けるしかない。
「本音を聞きたいけれど聞けない」という人は、実は目の前にある本音を認めていないだけかもしれない。「いや、それじゃなくて」と相手を否定する回数が多かったら要注意。
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