掛け算
濁る恐怖に未だに控えめな私は
奥底からやってくる不自然に疑問を持つようになった。
理解出来ない頭の中を撫でて可愛がる。
穏やかな月を眺めていた時私は掛け算をした。
私と月を掛けたくてまた解けない問題に遭遇する。
髪の毛からはネクタイが生えてきて
ご満足前の表情を浮かべている。
空気は冷たく人通りの少ないデカイ公園に辿り着いた。
まだ17時なのに上を見上げても下を見下げても暗い。
壮大に緑に囲まれ木からは月の明かりが灯す。
歩いていたら現代の風を感じられる。
さようならと手を振っている若人に目線を合わせ
夜の暗がりと一瞬に消えていった。
まだ分からない。
気持ちの奥底で滝の様に降ってくる悔しさや絶望
乗り越えた先には不安と恐怖。
勿論ポジティブな一面も沢山ある。
ストレートな欲望と目指している目標。
ある程度犠牲にしても許される過去の痛みを犠牲と等価交換。
迷う迷路と頭痛になって頭が痛い程の同一人物。
夢の中の過ちを現実では出来ない。
したくもない。
二階の階段に正解あると思っていたあの時期。
手で登る階段手摺は軽快に踊っている。
白くて冷たい階段に絵を描いてみた。
寄り目に当たる光。
先頭に立ち意味を繋げる作業を始める。
全身黒の男がこちらに寄ってくる。
手を加えたその手で私の後悔ない服に纏わりつく。
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濁る恐怖に未だに控えめな私は
奥底からやってくる不自然に疑問を持つようになった。
理解出来ない頭の中を撫でて可愛がる。
穏やかな月を眺めていた時私は掛け算をした。
私と月を掛けたくてまた解けない問題に遭遇する。
髪の毛からはネクタイが生えてきて
ご満足前の表情を浮かべている。
空気は冷たく人通りの少ないデカイ公園に辿り着いた。
まだ17時なのに上を見上げても下を見下げても暗い。
壮大に緑に囲まれ木からは月の明かりが灯す。
歩いていたら現代の風を感じられる。
さようならと手を振っている若人に目線を合わせ
夜の暗がりと一瞬に消えていった。
まだ分からない。
気持ちの奥底で滝の様に降ってくる悔しさや絶望
乗り越えた先には不安と恐怖。
勿論ポジティブな一面も沢山ある。
ストレートな欲望と目指している目標。
ある程度犠牲にしても許される過去の痛みを犠牲と等価交換。
迷う迷路と頭痛になって頭が痛い程の同一人物。
夢の中の過ちを現実では出来ない。
したくもない。
二階の階段に正解あると思っていたあの時期。
手で登る階段手摺は軽快に踊っている。
白くて冷たい階段に絵を描いてみた。
寄り目に当たる光。
先頭に立ち意味を繋げる作業を始める。
全身黒の男がこちらに寄ってくる。
手を加えたその手で私の後悔ない服に纏わりつく。
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