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”その人らしさ”を活かす!〜幸福度世界一のフィンランドから学ぶこと〜

人が好き、街が好き。
”その人らしさ”や”その街らしさ”を知ると幸せな気持ちになります。
今日は、”その国らしさ”の話。

その国とは、世界幸福度ランキング三年連続世界一の『フィンランド』。

先日、私が手帳講師をしている親子キャリアラボ代表のクッキー先生による
「その子らしさを活かす!子どもが自ら伸びる学びの場〜世界一の教育・フィンランド」のオンラインセミナーを開催しました。

元々は、私の住む山口県での開催を予定していたのですが、
外出自粛期間につき、オンラインセミナーへ変更。
東京や沖縄、そして広島・山口と全国からご参加いただいての開催となりました。

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私自身は、フィンランドには行った事はないので、
このセミナーを開催するに当たって、
テレビや本からもフィンランドの様子を知る時間をとりました。

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そもそも世界幸福度ランキングって何なの?と言う事なのですが、
「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか/堀内都喜子 著」によると、このような調査のようです。

各国のGDP、社会的支援、健康寿命、人生の選択の自由度、社会的寛容さ、社会の腐敗度といった要素に、国民の今の幸せの評価を聞いた調査、おそび全項目が最低である架空の国(ディストピア)との比較といったことを元に総合的な幸福度を測っている。

2020年3月20日に国連が発表した「2020年度版 世界幸福度報告書」によると、
日本は153ヵ国中62位。

今回のセミナーや本を通じて、フィンランドの働き方や学び方で
いいな!と感じた事は3つ。

「わたしはこう思う。」が大切にされている。
学ぶことの選択や働き方の選択は能動的にされていて、
仕事の条件や勤務地についても本人の意思を大切にされている。とのこと。
それはある意味、放任主義でもあるのだけど、
自分で考えて自分でやる方が、楽しいし達成感があることを知っている。のだそう。
これは、幼い頃から学校や家庭を通じて、”あなたならどうする?どう思う?”
を問いかけられつづけ、考えているからかなと感じました。

人を信頼して任せている。
女性だから、若いから、子どもだから関係なく、やってみる。
学校の先生もそんな自立性があって、カリキュラムはあるけど、
教える方法、その時に何を教材として使うか。は、
それぞれの先生に任されているそうです。

再チャレンジできる可能性がある。
何歳になっても学び直してステップアップしていくフィンランド人。
40代、50代でも全然違う職業にステップアップしていく人も多いのだとか。
しかも学ぶコストはとても安い。
学び続ける姿勢と場が準備されている。

こう言う社会的な雰囲気や場がある事はとっても羨ましい。
こんな場だからこそ、”その人らしさ”が大切にされるし活かされるのだろうと思います。

ただ、このフィンランドらしさは、一朝一夕にできたものでもなく、
これまでの歴史の上に、国民の人たちが作り上げてきたもの。

私がここから学んでできる事は、
・”私ならどうする?”を自分に問いかけ考えて、
”あなたならどうする?”を子どもに問いかけること。
・周りの人や子どものこうやるを信頼して任せてみる。細かく口出さないこと。
・私自身が学び続けること。
かなと思っています。

日々、無意識にできるように、まずは意識して。

久しぶりのおかみわ note。
今日も読んでくださってありがとうございました!