【🇯🇵 大分#1】別府地獄巡りからの砂風呂からのうみたまご!
今回も一泊二日で2県を周るという弾丸旅です。もったいないと言われそうですが、働きながらですとどうしても土日しか休みがない。それでも旅に出たいということで、大分と熊本をレンタカーで周ります。まずは羽田から大分空港へ。国内旅行もいろいろ飛び回っているので、国内の地方空港もかなり訪れることが出来ています。
大分と言えば温泉、そう別府ですよね。別府地獄めぐりは珍しい色の赤と青を責めた後、別府湾へ向かい海浜砂湯で砂風呂を堪能しました。そう、指宿まで行かなくても別府で砂風呂に入れました…のですが、残念ながら昨年(令和5年4月)海浜砂場は廃止となってしまいました。
今回も羽田からスタートです。若い頃は車で出かけることが多かったのですが、近年は飛行機ばかりで、ステータス獲得にも興味が出てくるなど、しばらく飛行機に乗らないと禁断症状が出てきそうなくらいでした(苦笑
1時間40分ほどで無事に大分空港へ到着です。ここからレンタカーを借りて、一泊二日で大分と熊本を周ります。写真もあまり残っていなかったので、少々寂しい旅行記になってしまいそうです(汗
大分県に私が勝手に抱いていたイメージは温泉(別府・湯布院),地獄蒸し,かぼすでしたので(汗、まずはべっぷ地獄めぐりへ。朝は8時からと結構早くから営業しているんですね。大分空港からは有料道路を利用しても小一時間ほどかかります。入場料は現在2,200円となっていました。
平成21年に国の名勝に指定されたのですが、名勝って文科省が国の審議会に答申するんですね。まあ文部省と科学技術庁とが統合した省庁ですはあるのですが、科学技術超の範疇でもなさそうですよね。
ちゃんと地獄めぐりを練り歩いて来たのですが、写真があまり残っておらず、珍しい色の地獄をご案内ということで最初は「血の池地獄」です。
血の池地獄は1,300年以上前から存在した日本最古の天然地獄(天然地獄って何?)なんだそうです。粘土質の土壌も関係しているようで、ここから算出する赤い粘土で皮膚病に効く「血の池軟膏」が作られています。
続いては青色が綺麗だった「海地獄」です。もうバスクリンですね(苦笑 コバルトブルーの温泉はもう地獄ではなく天国のような美しさです。温泉の成分である硫酸鉄が熔解しているからなのだそうですが、化学が学生時代から得意では無かったので、識者の方コメントで教えてください(汗
海地獄も1200を超える歴史があって、火山の噴火で出来た熱泉のひとつです。温度は約98度もあるんですね、泉脈までの深さは200メートル以上もあるんだそうです。
日本の皇族はもちろん、ヘレン・アダムス・ケラー(アメリカの作家で障害者権利の擁護者)も訪れたことがあるんだそうです。ちなみに国の名勝に指定されたのは「海地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」「白池地獄」の4つです。
海地獄では夏場になると熱帯性植物の睡蓮と大鬼蓮(おおおにはす)が見頃になります。睡蓮の花は早朝に咲くそうですので、午前中に訪れるのがお勧めだそうです。大鬼蓮はアマゾン原産のお盆のような葉が特徴的で、学名はスイレン科のオオオニバスになります。
ちゃんと底泥に根を張っている浮葉植物なんですね。直接葉の上に立つことはできませんが、夏の大鬼蓮祭りでは葉の上にアクリル板を乗せて、その上に小さなお子さんが乗るという体験ができるんですって。
べっぷ地獄めぐりを後にして。大学通り(近くに別府大学があった)を別府湾方面へ移動、お目当てのひとつだった砂風呂に入るため別府海浜砂湯にやって来ました。
砂湯は鹿児島県の指宿が有名ですが、別府の上人ヶ浜公園にある海浜砂湯でも楽しむことが出来るのですが、残念ながら2023年3月で閉鎖されてしまいました(泣 同年には施設をさらに拡大して、大型の観光施設としてリニューアルする方針が発表されたようですが、2024年夏のサービスインを目指すもその後の情報が見つけられませんでした。
地熱は十分に温かく、指宿よりも砂質が重めなのでマッサージ効果もあって、上がった時に身体が凄く軽く感じたのを覚えています。是非復活して欲しいですね。
上人ヶ浜公園から別府湾沿いを南下すると別府タワーが見えてきました。高さは100mほどですが、周囲に高いビルがないのでしっかり目立っていますね。名古屋のテレビ塔、通天閣に次いで日本で3番目に建てられた高層タワーなんだそうで、テレビ塔の役割を今も担っています。
右手に目をやると日豊本線が走っていて、ちょうどソニックが通過していきました。ちゃんと車を降りで撮影していますよ(苦笑 ソニックは博多ー小倉ー大分を結ぶ特急で、日豊本線は小倉を起点に大分・宮崎を経由し鹿児島に延びる長距離路線で、鹿児島本線よりも長いのです。
別府から15分ほど走ったでしょうか、お猿さんで有名な高崎山動物園向かいの別府湾沿岸にある水族館「うみたまご」にやってきました。この水族館には、鳥羽水族館でその賢さにすっかり魅了されてしまった「スナメリ」が飼育されているので訪れることに。
子供のスナメリも観ることができてご満悦だったのですが、ここではセイウチのショーがあるんですね。今では珍しくないのかもしれませんが、これだけ牙が立派なセイウチが芸をする姿が愛くるしくてしょうがなかったです(笑 観覧席にも多くのお客さんが押し寄せていました。
この日の宿は大分駅の近くに押さえたので、荷物を預けてさっそく駅前に繰り出します。大分名物のカボスを使ったカボスハイボールは美味しいですね。鶏天も旨かったのですが、思わず唸ってしまったのがこちらのりゅうきゅう!豊富な魚介に恵まれる大分らしい郷土料理で、新鮮な魚を醤油,酒,みりん,ごま,生姜で作るたれに和えたもの。最高のアテでした!
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