【コメント】
大体10年くらい前に、自分自身が好きだった雰囲気の曲を作りました。
今はどうなのかというと、まぁ普通なんですけども。

自分が学生の頃に聴いていた音楽は、特に格好良いものではなかったと思うんですが、なんとも青臭いものが好きだったんですよね。で、その趣向が無意識に作品に良くも悪くも出てしまうというか。そんな自分が恥ずかしくなることもあり、劣等感で死にたくなることもよくあります。

僕が湿原付近に産み落とされた生来生粋の田舎者のせいか、どうも洗練された音楽というものに惹かれないんですよ。なんでしょう、他人が洗練されているものを作っているものを見た時に「これは優れているものなのだ」ということは頭ではわかりますし、畏怖の気持ちすら抱いてしまうんですが、同時に「自分には関係のない世界で起きている出来事なのだ」と思ってしまって、どこか冷めてしまうというか。大げさに言えば、「予め選ばれた人たちがお戯れになっている」ように見えるんですね。

もしもこの曲をnote外で正式に音源化するとしたら、いろいろ直したいというか作りかえたいところがあるんですけど（歌詞も一部変えたい）、暫定これで一度、マガジン会員の皆さんにフルで聴いていただけたらなと...。

ちなみに、来月か再来月に公開する予定の歌ものから、最近買ったプラグインを積極的に使っていく所存です。そっちは暗めな曲が好きな方々には楽しんでもらえるかもしれません...