妄想を実現したいから働くわけで。
就活をしていた時から育休の途中までの約10年もの間、私は自己実現のために仕事をするものだと思っていた。
だから仕事ではとにかく認められたくて、自己犠牲的に頑張ったつもりだった。
しかしながら、1人空回りをしているような気がして、周囲からはほとんど認められてなかったような気がする。
私は何のために働いてるんだろう?
やっぱり出世もしたかった。あの人はさばけるねって評価されたかった。
でも出世ルートからは外れてる。もう自分のためには頑張れないな。
…と打ちのめされていたころ、長男を授かったのだった。
次男も生まれ、「子どもたちとの楽しい思い出をたくさん作りたい、作るぞ!」という目標ができた。
「これを頑張れば次男にLEGOを買ってあげられる」とか、「給料でおいしいものを食べに行こう♪」とか子供たちの楽しそうな笑顔を想像すると、嫌な仕事内容も頑張れるようになったのだ。
頑張る理由があるって最高!
出世やら上司や部下の機嫌なんてもうどうでもいいや。悪いけど。
機嫌を取らないで堂々としていた方が、舐められなくて済むし、仕事を進める上でメリットもあると思う。
家族や仲のいい友人たちとあっちこっち巡りすることを妄想しつつ、私は淡々と働いていこうではないか。
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