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考えすぎの良いところ

今日の話は、私の話。



息子が1歳過ぎた頃。
踏み台に立って、手洗いが出来るようになった。

すごく嬉しくて、褒めまくった記憶はある。



これだけ聞くと、
『え、1歳そこらで自分で手洗いが出来るわけないじゃん』
とか思われそう。

実際、こうやって文字にしてみた私自身も、
違和感を感じる。



なので、ちょっと補足。


『息子自ら洗面所に行ってくれるので、私が踏み台に乗せてあげたら、手を出してくれるので、水は私が出して、ハンドソープも私が出して、ゴシゴシの手は息子自らしてくれる。そのあと私が水を出して、泡を流してあげて、私が水を止めて、私がタオルで拭いてあげる』

補足が長いが、

つまり、ほとんど私がしてる。


でも、こんな状態でも、当時の私からすると
『息子が手を洗った』
なんだよね。

手を出して、ゴシゴシの動きをしてくれたこと。
たぶん、この部分に成長を感じたんだと思う。
(ちょっと記憶が曖昧で)


そして、次は
『私が差し出したタオルを使って、自ら手を拭ける』
なんかが出来るようになるのかな。


このように、
手洗い
ひとつとっても、
細かく見ると、たくさんの項目がある。

ということは、
このひとつひとつをクリアするごとに、
達成感を味わえるのではないか!!


辛い!しんどい!って育児しながら思った時に、
達成感をたくさん味わうことで、
小さな嬉しい気持ちを何回も感じられる。

そんな暗示を、私自身かけてる。



という、話の流れを子育て支援センターの先生に話したことがある。


手洗いを細かく分けて見る発想は、
なるほどね〜って言われた。
そんな風に考えたことない〜って。
(先生たちは、ほぼほぼ保育士や幼稚園教諭の経験ある方)


このとき、
やっぱり私の考え方はかわってるんだなーって気づいた。

前職(言語聴覚士)の癖が残ってんのかな。
(というほど、前職極めてないけどな)



そして、夫にも同じ話をした。


「そんなこと考えて育児してる人、いない」

だって。

うん、私もそう思う!


いや、いるのかもしれない。
めっちゃ考えて、分析しまくる育児する人。
ただ、夫も私も、
『身近にはいないよね、』
とは思ってる。




もともと、考えすぎる性格な私。
それは今でも変わってなくて、
時々悪い方にはたらく。


憶測で落ち込んだり。



でも、考えすぎる性格も、
悪いだけじゃないのかも?
なんて、ポジティブに捉えられた、
そんな息子の手洗いの話。


現在、4歳の息子。


『汚れたなって思ったら、自分で洗面所へ行き、レバーを上げて水出して。ハンドソープ取って、出して洗って、レバー上げて水出して流して。
泡だらけのレバーはうがいコップを使って流して。
タオルで拭いて、たまに濡れたタオルを新しいタオルに交換までしてくれる』


手洗い一つで、息子の成長をじーーーんと感じられる。
考えすぎも、案外いいんじゃない?


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