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〜大学受験を控えた君へ〜

過去の別媒体でのブログを整理していたら、こんな懐かしい記事を見つけたので再投稿しますね。
もし、ここから大きな挑戦を目の前にしているあなたにとって少しでも感じていただけるものがあれば幸いです。

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大学入試という大きな戦いを目の前に控えた今、

君はどんなことを思っているだろうか。


また失敗してしまったら・・・

今まで見たことがない問題が出てきたらどうしよう・・・

長文問題が読めないかもしれない・・・

前回の時みたいに途中でまた頭が真っ白になったら・・・

果たしてこれまでの努力が実を結ぶんだろうか・・・



これまでたくさん努力をしてきた分

こうした不安や怖さが

副作用となって襲いかかってきているんだよね。




緊張や不安に押しつぶされそうになっているかもしれない。



もし今そうであれば、

自分にこう言い聞かせて欲しい。



「大丈夫。

全ては今日のために

自分はこの1年たくさんの苦しいことや辛いことから

逃げずに歯を食いしばって準備をしてきた。

さぁ、最高の1日にするぞ!」


と。




いいかい。





少し思い出してみてほしい。


1年前のスタートラインに立った時の自分を。




受験生というステージに立った

1年前の君は、

どんな1年後を思い描いていただろうか。





コツコツと努力を重ね

共通テストでしっかり盤石の点数を取って、

憧れの志望校へ突き進める!!

と思っていたかもしれない。





でもいざその本番を終え、

蓋を開けて採点してみると

なかなか思うようにいかない

現実に




これまでの努力はなんだったのか・・・


もっとあの問題をやっておくべきだったのではないか・・・


なぜ、本番あんなに焦って実力を出せなかったのか・・・


この先果たしてどうなるんだろうか・・・




そんな苦しい思いで

今日までこの2週間を

送っていたかもしれない。



だからそんな時は、

誰かの優しい言葉も

他人事のようにしか聞こえなかったり、


どんな慰めの言葉も、

その場限りのこととしか

感じられなくなってしまうこともあったよね。




でもね、



それが受験生の中にいる魔物の戦法なんだ。




やってもやってもなかなか思うようにいかず、

焦っている自分を

さらに奥深くの底に突き落とすようなことをして、

本番で実力を出せないかように

自分の実力を信じれなくさせるんだ。



それを手助けするかのように、

模試の判定や出願後の倍率も

追い打ちをかけてくる。



そして

SNSでもネガティブな情報に目がいき

余計に余計に不安を煽るんだ。




でもここで大切なことは、


「本当の結果」

は誰にもわからないということ。





倍率も判定もあくまでも

1つのデータにしか過ぎず、


E判定でも合格を手にした人もたくさんいるし、

A判定を受けて合格が手からこぼれ落ちた人も

これまでたくさんいる。




だから最後に本当に合格するのかしないのかは

結果が出てみるまで

誰にもわからないということなんだ。



もちろん、

そのデータに基づいて

学校の先生や塾の先生、友人や家族と多くの人が

対策法を考えたり、

最高のコンディションを作れるように

君を陰からサポートしてくれたりしたと思う。




そんな仲間たちとも

数時間後、数十分後

君が受験会場の門をくぐり、席につき、

試験監督からの「はじめ!」がかかると

お別れだ。


試験官の

「やめ!!」がかかるまで

誰も直接君に関わることができない。



そう。

君は一人孤独な状態で大きな試練に立ち向かうことになるんだ。




でも、知ってるかい?


試験中に魔物が出てきても、

君には唯一


「大丈夫だよ!」


声をかけてくれる最高のパートナーがいることを。




それは、

学校や塾の先生

お母さんやお父さんでもない。





答えは簡単だ。




これまで頑張ってきた君自身だ!!





この1年

結果が思うように出ず

苦しくて悔し涙を流した時も、


学校や部活が終わり

へとへとに疲れて休みたくても

その誘惑に負けず歯を食いしばって粘り

努力の結果が現れて達成感を味わった時も


一番近くで君の頑張りを知っているのは君自身だ!!



だから

究極の最後の応援者は、

君自身!!




だからいざ試験中に魔物が出てきても、

焦る心配は全くない。



「大丈夫。大丈夫。

私はできる。

私だからできる

!!!」






さて、そろそろ戦いの準備は整っただろうか。





素敵な笑顔の君と

この1年間ずっと関わらせてもらった

私から最後一言。




「大きな挑戦、気をつけていってらっしゃい!!」

2022.2.1

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ここまでお付き合いありがとうございました

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