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【ALE-1再突入を追え!】ALE-1再突入観測キャンペーン

近日中に人工衛星「ALE-1」が地球大気圏に再突入する予定です。
ALE-1再突入観測にむけて貴重なデータ収集のご協力をお願いします


ALE-1とは

ALE-1は、2019年1月18日にイプシロン4号機で打ち上げられた、ALE社の人工流れ星製造用人工衛星です。人工衛星の中には直径1cmの400粒の流星源(人工流れ星の素)を搭載しています。Space-Track(https://www.space-track.org/#deca)によれば、2023年10月3日前後が再突入予定日です。

ALE-1の目的とALEのミッション

ALE-1は、人工衛星から人工流れ星の元となる流星源を放出、大気圏に再突入させ、指定した時刻・場所に流れ星を発生させる技術を実証するための人工衛星です。これにより、宇宙エンターテインメント市場を開拓し、また、人工流れ星の発光の科学観測による高層大気の科学的分析のミッションも実証することを目的として作られました。
ALEのミッションは「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」ことです。
科学の知見を活かし人類が持続的に発展する未来を作る会社です。
流れ星を見た人々が宇宙や科学に興味を持ってほしいという思いがあります。

天体観測や、流星のカメラ観測をされている皆様へのお願い

そこで、普段天体観測や、流星のカメラ観測をされている皆様に、ALE-1再突入の撮像観測や分光観測のご協力をお願いしたく存じます。
いつ、どこで再突入するかもわからないので、難易度は高いですが、
400粒の流れ星の素が内包されている人工衛星のリエントリの様子をぜひ記録に収められれば幸いです。

観測の重要性と目的

・ALE-1の再突入による大気圏内での挙動の解析
・400粒の流星源が大気圏内でどのように分裂・発光するかの観測
・再突入日時の実測値と予測値との比較

観測方法と機材(例)

日時:未定(ALE-1の現在の位置はこちら N2YO)
使用機材:高感度カメラ+広角レンズ(+分光器)、記録PCなど
待ち受け観測:衛星軌道上で大気圏突入するため、衛星のPath毎に予報に基づきカメラを向ける方位角や高度を調整する
データ共有:リアルタイムまたは事後

ALE-1のスペック

・世界初の人工衛星による人工流れ星の発生実験
・約60×60×80cm、68kg

衛星本体は、高度60㎞~80㎞くらいのところで燃え尽きる(流星発光で消失する)と考えられます。

ALE-1の外観


もし運よくデータが取れた方は、こちらのフォームよりご連絡いただけますと大変ありがたく、うれしいです!!!!ぜひよろしくお願い申し上げます。
https://forms.gle/kExSVtdzbxKtqCM16


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