ゆりやんの情熱大陸

「自分に似ているところがある!」と感じる人と、「自分とは全然違う!」と感じる人のどちらに魅力を感じることが多いだろう?

私は、「自分とは全然違う!」と感じる人に惹かれることが多い。

ここ最近でいうと、「情熱大陸」でのゆりやんレトリィバァ。密着を受けている彼女をよく見てみると、ナダルの顔が無数に載っている服を着ている。しかも、何の説明もない。なんて斬新なボケなんだろう。一気に彼女のことを好きになった。

自分にはない発想、自分にはない才能、自分にはない感覚。そういうものを感じた時、凄くその人に惹かれる。その人は一体どんな考え方をしているのか。その人のことをもっと深く知りたくなる。

「自分の周りの5人が自分をつくっている」という言葉がある。環境が人の性格や人柄に大きな影響を与えることを示唆する名言だ。「自分とは全然違う!」と思う人を自分の周りの5人にしてしまえば、常に新しい自分に生まれ変わっていくことができる。

そんなことを考えながら、自分自身を振り返ってみる。
私は本音を話すのが苦手だ。相手にどう思われるかが気になってしまい、気を遣ってしまう。愚痴や不満めいたことを話したとき、相手が不快感を抱くのではないか、それを他の誰かに広められてしまうのではないか、などと考えてしまい、結局自分の心の中にしまい込んで誰にも話せないことがよくある。

本音を話さない限り、自分のことを知ってもらえることはない。必然、私のことを「自分とは全然違う!」と思って魅力を感じてくれる人がいてくれるはずもない。

最近こんなことを考えながら、「本音を話す」練習をしている。この年齢にもなって恥ずかしいが。。。自分とは全然違う人と出会いたいし、自分に興味をもってくれる人に出会いたいからだ。

単純に「本音を話す」人に凄く魅力を感じるという面もある。例えば、その人のために何かをした時、「ありがとう!」とか「嬉しい!」という言葉が嫌味なくすっと出る人。こちらもものすごく嬉しい気持ちになる。思ったことを素直に発言することに慣れていない自分にはできない言い方だなと思う。

自分もそういう人になりたい。その人の近くにいて、その人の考え方をもっと知りたい。

こうやって考えてみると、「自分とは全然違う!」人に魅力を感じるというよりは、「この人みたいになりたい!」と思う人に魅力を感じるのかもしれない。

「自分とは全然違う!」「この人みたいになりたい!」と気づくためには、まず自分自身のことをもっと深く知っていないといけない。自分はどういう考え方をしているのか、どんな人になりたいのか。

このnoteを書くことで、その答えを探す作業に繋がっていくと良いなと思っている。書きながら思考する。思考しながら書く。


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