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お雑煮って不思議な文化ですよね。という話。

我が家のおせち料理は、皿に入れて並べるスタイル(トップの写真が今年のおせち)。

幼い頃からこれしか見たことがなかったので、長年「世の中のおせち料理はこういうものだ」と思っていた。
だから「みんなの家では、おせち料理はお重に入っている」と知った時、結構衝撃だった。

そのせいか、お重に入ったおせち料理に憧れがあって、デパートで売っているおせち料理を一度食べてみたいなあと思うものの、結局毎年、皿に盛り付けられた母のおせち料理を食べている。

(一度「お重に入れてみたい」と母に言ってみたけど、「面倒臭い」と一蹴された。悲しい)

まあでも、このおせち料理もあと何年食べられるか分からないから、大事に味わいたいもの。
いつか母がいなくなったら、お重を買ってきて詰めてみてもいいかもしれない。もしくはデパートおせちを楽しんでみてもいいなあ。


ちなみに、お雑煮は白味噌ベース。

母の実家(大阪)の味で、具は大根、金時人参、里芋。
全て丸く切るのが鉄則。
角があるのはダメらしい。

だからお餅も丸い小餅。
毎年、近所のお米屋さんにお願いして作ってもらっている。
ちなみに、お餅は焼かずにそのままお雑煮に入れて煮込んでいる。

これまた、幼い頃からこのお雑煮で育ったので、友達の家が醤油ベースだと知った時は相当驚いた。

しかも、具は「もち菜」という葉っぱと餅だけと言われて、「正月なのに、なんて地味なの…」と思った(失礼)。

私は生まれも育ちも愛知県なので、周りは基本的にみんな醤油ベース。
でも、具材が「もち菜」の人や「かまぼこも入れるよ」だったり「かつおぶしをめっちゃ振る」だったり「もち菜じゃなくて白菜」とバラエティーに富んでいて、とても面白い。

まったく同じお雑煮の人ってなかなかいなくて「お雑煮って不思議な文化だなあ」と思わされる。


みんなの家はどんなお雑煮なんだろう?
よかったらコメント残してみてください。
いろんなお雑煮、知りたいなあ。

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