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青森移住ぼちぼち珍道中〜兵庫県から青森県へ#65 やってくれるよ、こんな時に。

移住12年目、1号は中学に入学しました!
生後5か月だったあの赤ちゃんが、あっという間に大きく。

1学年3クラス100人、田舎にしては多い方。
中学に入ったら走るの嫌だから美術部に入ると言っていた。

田舎なので、選ぶ余地もあまりないけど、
野球部、ないない!
陸上部、幅跳びとか専門なら。
バレー部、ない。
サッカー部、これもない。
吹奏楽部、う〜ん。
ソフトテニス部、結構走るよ。
環境ボランティア部、ほぼ活動しない、楽しい?

帰ってきたら、
「ソフトテニス部に決めた、もう入部してきたよ♫」
嘘〜大丈夫?
部の半分が初心者らしいから大丈夫!だってー。
楽しんでくれたら良いっか。
1年生10人中、クラブチーム上がりの本気部員が3人。
その他はズブの素人。

人懐っこく協調性がる明るい1号は、
1年生の学年リーダーに選ばれた。
この学校のソフトテニス部、県大会優勝は常連校。
東北大会、全国大会に個人で進んでいく子もいた。
顧問の先生が凄く、色々なパイプもある。
学区外から転校してソフトテニス部に入るくらい名門。

そんな部のリーダー!
個性的な部員たちまとめるのも大変、、、
クラブチーム上がりの子達は、親も本気。
凄かった。
ダブルスなんて組もうもんなら、足を引っ張りはしないかとこちらドキドキものである。

ソフトテニス部に入ったらなんだか運動神経も良くなって、2年に上がって3年生が引退したら団体のメンバーに選ばれ、
そして、なんと!
キャプテンになっちゃった。
のんびりマイペースだった1号が、活発になりチームのムードメイカー的な存在。

ズブの素人の子達もクラブチームにチラホラ入ったが、1号は絶対入らない!と断固として譲らずリーダーとして力を発揮した。

いざ新チームでのスタート。
メンバーも変わり、顧問の先生も色々と仕組みを変えた。
この時のキャプテン1号は相当大変だったと思う。
引退する時も、顧問の先生に「1号お前には本当に苦労かけたけど、1号だからこそここまでやってこれたんだよ」とてもありがたい言葉を言ってもらった。

そして、1号は持っている。
いや、大事な時にやってしまうのだ。
市の新人戦、なんとダブルスで3位!!!
強いペアがいくつもあったのに、素晴らしいプレーを連発。

やったーっ!
県大会出場!!!
大興奮の1週間後、骨折したのだった。
アンビリバボーである。
なぜ、骨折したかは明日のお楽しみ。。。
つづく


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