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3Dアイマスクの効用

台風10号の影響で、私が住んでいる埼玉県坂戸市でも夜中の1時半にアラートが鳴った。近所の川と所沢辺りの入間川とで2回、私のスマホとドロシーのスマホと合わせると合計4回も夜中に警報が流れた。

翌朝、「昨日のアラートはビックリしたよね」とドロシーにいうと「???(なんのこっちゃい?)」という顔する。「ほら、川の氾濫の危険があるからって、二人のスマホで4回もすごい音がしたじゃない」というと、「夢でもみたんじゃない」という。”なわけあるか~い”というツッコミはこういうときに必要なんだなと初めて知った。

ドロシーは最近、夜中に目が良く覚めるという。「昨日はよく寝られなかった。夜中に何回も目が覚めた」といっている。「スマホで警報がなっても目が覚めないくらいなら、心配ないね」というと、すごく嫌な顔をされた。いいじゃん、寝られているんだから。それは良いことだと思うよ。

「あなたは気にしすぎなのよ。神経質?っていうか大袈裟?」「でもアラートで起きないのはどうかと思うけど」「夢よ、夢!」ドロシーの反撃も虚しい。

確かに私は明かりが気になる。ドアをつけなかった書庫クローゼットの窓からの光で早朝から目が覚めてしまうし、寝るときも、ドロシーよりも寝るのが早いのでドロシーの見ているTVの音や自分の部屋のクーラーの音が気になるだけではなく、ルーターやエアコンのLEDの灯りが気になって寝付きが悪い。以前よりもそういうことが気になるのは歳のせいなのだろう。

書庫クローゼットの窓には遮光カーテンをつけ、朝の光については大きく改善された。テレビの音とクーラーの音はMOLDEXの耳栓を使うようになって気にならなくなった。

あとはLEDだ。黒いビニールテープを貼ることも考えたが、ビニールテープは経年変化するし、紙などで塞ぐのも電機周りになんとなく気持ちが悪い。

結局、アイマスクで解決することにした。ただ、アイマスクはまつげが当たるのでどうも苦手だった。寝る前だってなんとなく瞬きはするし、そのたびにまつげがあたって気になってしまうのだ。

結局、何ヶ月か前に大宮のそごうで見つけ、そのときは「うーん、本当に欲しいかどうか、心がときめいた時に買おう」と、片付け×ときめきの裏パターンで買わなかった3Dアイマスクを都内に用事があったときに大宮周りで帰ることにして買った。

かなりいい。まつげにまったく当たらないというわけではないが、ゆるめに装着すれば気にならない。LEDのあかりもまったく見えず、目を開けても閉じても真っ暗だ。付属の耳栓も最初は使っていなかったが、使ってみるとMODEXのものより圧迫感がないし、テレビとクーラーの音ならこちらの方が快適だということがわかった。

睡眠の質はスマホのアプリで計っていて、複合的な施策の結果なのでアイマスクだけの効果とはいえないが、良いときはこんな感じだ。

実はアイマスクも耳栓も夜中に外してしまうことが多い。やはりそこは少し暑かったり圧力が違和感があったりするからだ。しかし、それは少なくとも私にとってはあまり問題にならない。すぐにまた寝てしまうからだ。私にとって問題だったのは寝入りばなの時間と起きる頃の時間だったようだ。

問題がたったひとつだけ新たに生まれた。ちょっと遅く寝ると、翌朝起きるのが7時半を過ぎていることだ。コロナ以降、通勤の負荷がなくなって本当に良かったと思う。

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