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認知症フレンドリージャパン・マガジン

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認知症にかかわるさまざまな活動を掲載していくマガジンです。
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#DFJI

超福祉展:クロージングセッション

今年で7年目となり、グランドフィナーレを迎えた超福祉展の最終日、クロージングセッションの第一部で登壇者の一人として、認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)関連のお話を少しさせて貰った。 クロージングセッション第一部では、2014年から2020年にかけて「私たちは何を超えてきたか?」を、『障害者』『LGBT』『認知症含む高齢者』『子育て中の父母』『外国人』などさまざまな視点・立場から振り返った。 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)としての超福

当事者による対話

DFJS2020で8月29日(土)13:00-14:20に行ったセッション『当事者による対話:やさしいって何?』の記録動画を下記のpeatixサイト経由で視聴可能としました。 DFJS2020に参加されていない方には、1口500円として1口~6口で対価を選んでくださいとお願いしています。上記からの申込み対価はpeatix手数料を除き、全額を対談をされた4人で分配する予定です。 DFJS2020にご参加いただいたみなさんは既に3000円の参加費を頂いていますから『割引コード

DFJS2020終了!

第7回認知症フレンドリージャパン・サミット(DFJS2020)が無事終了いたしました。 DFJS2020に参加していただいたみなさん、関心を持っていただいたみなさん、支えてくださったみなさん、そのすべてのみなさんのおかげです。初めての挑戦となるZoomを用いたオンライン開催となりましたが、第7回認知症フレンドリージャパン・サミット(DFJS2020)を成功裏に幕を閉じることができました。心よりお礼申しあげます。 DFJS2020は、19セッション(Zoom練習セッション[

認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)

2011年に、国際大学GLOCOM・認知症フレンドシップクラブ・富士通研究所の3組織で、共同プロジェクト「認知症プロジェクト」を始めた。認知症という社会的課題に対して、「企業は何ができるか」が最初の問いだった。 2013年には、その位置づけをもう少しより広くとらえ、非営利型一般社団法人として『認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ』(Dementia Friendly Japan Initiative)を設立した。 名称の間口は広いが、その意味は、『認知症をとりまく課題

Zoomを使おう!(初級編) ~スマホでZoomに入るまで~

『Zoomを使おう!(初級編)~スマホでZoomに入るまで~』を公開します。この資料は、『第5回認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJS2018)』のランチ・セッションで利用したものです。 この資料を参考に、Zoomという遠く離れた人たちでも簡単に打合せができる仕組みを使い、カフェのように軽い感じで参加者がお互いに応援しあえるインターネット上での対話を体験してみてください。 Zoomって何? インターネットを使ったビデオ会議システムには、難しい、値段が高いという

DFJI-Zoomカフェ

『DFJI-Zoomカフェ』という名前でいろいろなことを試している。『DFJI-Zoomカフェ』はリモート会議システムのZoomを使うことに特化したFacebookのグループで、DFJIは、認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(Dementia Friendly Japan Initiative)の略だ。 『DFJI-Zoomカフェ』は2017年の夏に始めたのでかれこれ2年半続いている。毎週火曜日の定例練習会やその他の打ち合わせを含めると、実施した打ち合わせの総数はもう

旅のことば。プロジェクトが生まれた日

慶応義塾大学の井庭さんたちと認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)とで、「旅のことば 認知症ともによりよく生きるためのヒント」のプロトタイプ版を2014年に制作した。 下記のノートは、六本木にある国際大学GLOCOMの部屋で、井庭さんたちに「こんなことをしてみたい」と伝えたときのものだ。 ノートは、1) 右ページ中央から下へ、2) 右ページ上から中央へ、3) 左ページ上から下へ、という順番で書かれている。資料はこれだけ。 左ページの進め方のところには期間は

認知症アクションガイドをつくるためのヒント

『認知症アクションガイドをつくるためのヒント』を、認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI: Dementia Friendly Japan Initiative)の「認知症アクションガイド・プロジェクト」の一環で作成した。 今回の冊子では、あえて『認知症アクションガイドブック』(川崎市認知症ケアパス)のデザインを強く用いている。そこには一つの意図がある。 川崎市の『認知症アクションガイドブック』(川崎市認知症ケアパス)は、CC-BY-4.0を宣言している。行政

認知症にやさしい駅カフェ

認知症になっても安全に外出を続けられるまちを目指すため認知症カフェが、叡山電車「八瀬比叡山口駅」での認知症カフェが2019年9月29日に開催された。 これは去年のイラスト。とても素敵だ。 このイベントは、京都の「さきょう認知症にやさしい地域づくり部会」と「叡山電鉄株式会社」との協働で開催された。鉄道会社がここまで協力的なのは、世界的にみても画期的なことではないかと思う。 イベントの様子をFacebookグループとして運用している【DFJI-Zoomカフェ】の火曜日定例練

変化の予兆:許しを請うな、謝罪せよ

新型コロナウィルスは、現在は制限されている医療機関が利用できるテクノロジーへの規制を変えてしまうかもしない。米政府は新型コロナウィルスへの対応の一環とし、データプライバシーに関する法律の一部を緩和するかもしれないという。 規制には意味があるものも多い。個人を守るためだ。それは医療だけではなく、介護の分野でも同様だろう。 しかし、本当にすべてがそうだろうか? たとえば、日本でも盛んにおこなわれている「認知症サポータ講座」はどうだろう。関係者に尋ねると「あれはリアルでやらな