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エンゲージメントの高さが、ぼくたちのホスピタリティを作るのかもしれない

こんにちわ!
理学療法士のおかだこうへい@okohptです。

ここ最近、近畿アウトプット会の方では月1くらいの頻度でnote投稿していましたが、こちらではご無沙汰になります。


私事な報告ですが...
日頃、一方的に学びの機会を頂きまくっているポケットセラピストにて

プレゼンテーション1

なんとこんなポンコツサポーターが8月の「ベストエンゲージメント賞」を頂くこととなりました!ありがたい!

このご連絡をSlackのDMで頂いたのが水曜日。
あまりに嬉しくて今週の残りはルンルンで働くことができました。

で、この賞を頂き、改めて「エンゲージメント」について考えてみたので、久しぶりに綴ってみようかな、と思った所存でございます。


1.エンゲージメントとは

■エンゲージメントの定義

コンサルティング会社ウイルス・タワーズワトソンによると、

従業員の一人ひとりが企業の掲げる戦略・目標を適切に理解し、
自発的に自分の力を発揮する貢献意欲

となっております。

実際の企業でイメージしやすいのが、
・スターバックス
・ディズニー


そして個人的にすごく「エンゲージメント」が高いと思うのが
・サイボウズ

になります。

これらの企業に共通するのが、わかりやすくて心に響くvisionを掲げている点。そしてスタッフがvisionに共感していて、そこで働くのが好き!という点だと思います。


■エンゲージメントの種類

エンゲージメントは厳密に2種類あると言われています。

「従業員エンゲージメント」
企業・組織と個々の社員の間の関わり合い。組織に対する自発的な貢献意欲。

「ワークエンゲージメント」
仕事の内容と個々の社員の関わり合い。主体的に仕事に取り組んでいる心理状態を表したもの。

簡単に言うと、「会社に愛着がある」場合と、「仕事自体に愛着がある」場合。人によってはどちらも高い場合があるかと思います。
ちなみに、ぼくたちセラピストで多いのは後者かな?と個人的には思っています。

先日、TwitterのTLで少し盛り上がったPOSTのtweetからもセラピストの従業員エンゲージメントの低さが伺えます。
でも、セラピストとしての仕事は好き!という方は多いのでワークエンゲージメントは全体的に高めな印象。


2.エンゲージメントの重要性

■エンゲージメントの効果

エンゲージメントは高い方が良さそう...

というイメージは浮かびやすいですが、実際どのように良いのか。アメリカの世論調査を行う会社ギャラップが、エンゲージメントは企業にどのような影響を与えるか調査したものが以下になります。

エンゲージメントが高いと...

向上:収益性、生産性、株価収益率、顧客満足度
減少:品質の欠陥、離職率、事故、欠勤

医療職に当てはめると、エンゲージメントが高ければ「医療の質」は高まり、医療事故や自身の心の余裕にもつながりそうですね。


初めの方で例に出させて頂いた「サイボウズ」がまさにいい例で。

2005年の離職率が28%という数字であったにもかかわらず、チームワークの意味をチーム全体で考え直し、『100人いたら100通りの働き方』という企業文化が生まれました。

その結果、現在の離職率は4~5%程度となったそうです。

離職率だけでなく、最近では書籍の出版、オウンドメディア「サイボウズ式」、そしてテレワークのCMなど、各方面で見かけることが増えたのも企業のエンゲージメントが高い結果と言えそうです。


■好きこそ物の上手なれ

ことわざで、どんなことであっても人は好きなものに対しては熱心に努力するので上達が早いということです。

やっぱり「仕事」でも「会社」でもエンゲージメントが高い(愛着がある)に越したことはないと思っていて。

ぼくは、職場もポケットセラピストもvisionに共感して選びました。だから、そのvisionを果たしていく応援をしたい、そして自分はそこで何ができるだろうか?
と、物事をポジティブに捉えることができます。


働いていると、どうしても自分の成長やキャリアのために行動しがち。
でも、自分以外の何かのことを考えて、その何かのために行動できる。

例えば、患者さんのため、チームのため、組織のため。
もっと大きな部分で言うと、セラピスト業界のため、社会のため。

エンゲージメントが高ければ、個人の欲望レベルでなく、志レベルで行動できるようになる。そう信じていますし、これからも心掛けたいと思います。

医療職は誰かに貢献してなんぼ。
エンゲージメント、高めていきましょ!


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