2346日

高校1年10月8日から大学4年3月11日。

ひとつのアルバイトを継続した日数。

今まで出会った仲間、上司、話しかけてくれるお客様、全ての方々に感謝しています。

高校1年生の夏にファストフード店のアルバイト面接に落ちて、地元にできるスーパーのオープニングスタッフに応募し採用。

今思えばファストフード店でアルバイトをしていたら違う自分になっていたな、と思います。

4月から正社員として入社するわけですが、高校生の頃から大学卒業したら正社員になりたいと思っていました。(正社員になってから目指すポジションは当時とは違いますが。)

高校生の頃、当時の彼女と付き合う前「バイトに恋してる」と言われた事があるほど高校時代はアルバイトに真剣でした。
売り場のレイアウトをした時にお客様がその商品を手に取ってくれた時の嬉しさを今でも忘れていません。

6年5ヶ月もやっていると倦怠期もありました。何のために働いているんだろう。これをして何になるんだろう。そんな時にもらうお客様からのお褒めの言葉、ありがたい言葉はモチベーションでした。
この倦怠期を乗り越えた時のことはMr .Childrenの『彩り』に詰まっています。ぜひ聴いてみてください。

6年5ヶ月続けられた理由の一つに人間関係の良さがあります。
正社員になりたいと言ったら色々な経験をさせてくれる次長。「失敗しても全然良い、自由にやってみて。」そう言われて挑戦をしてFBを重ね、良い成績を残すとものすごく喜んでくれました。
その次長は今は異動してしまっていますが、正社員になるって電話で伝えたら自分のことのように喜んでくれて「おめでとう。一緒に頑張っていこう。」と言ってくれました。
家族のようなパートナーさん。(家族ってブラック企業的な意味ではないですよ。)だめなところは叱ってくれて、良いところは褒めてくれる。そして、頼ってくれる。大きな怪我をして休んでいた時期があって復帰すると涙ぐんで「良かったね。」と言ってくれ、海外旅行に行く時には風邪薬、胃薬などをいただき本当に母親のような存在でした。

この店のオープンから在籍させてもらっていて最初は無愛想だったお客様もたまに話しかけてくれるようになったり、今はもう会えなくなったお客様もいたりします。常にお客様の求めるコトに向き合ってきました。「あの時ああしてればもっと満足してもらえたのかな。」そんな風に反省することの方が多かったし、辞めるまでそんなQ&Aの連続でした。

6年5ヶ月って人生で最も長く続けていたものだって最近気がつきました。小学生も6年間。部活や習い事も野球、水泳、卓球などやってきましたが6年未満でした。続けるって難しいことだけど、一度別な短期バイトを掛け持ちしていた時に、そっちよりもスーパーの方が居心地が良いことに気がついてずっと居座っていました。

これからまた一歩、次の一歩とステップを踏み出していきます。

『何かが終わり また何かが始まるんだ』


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