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新たな世界に飛び込むときの話をします【サッカー選手から芸能事務所入社】


現在、私は株式会社ホリプロという会社で働いています。


ホリプロには2020年度の新卒採用で入社しました。


それまではサッカー選手として活動をしていたので、
サッカー界以外のことはなにも知らないような人間でした。


そんな人間が、芸能事務所である
ホリプロに入社するということで、
僕自身も仕事ができるかなと不安でした。



めちゃくちゃ不安でした。

ただ、それでも選手をやめて
新しい世界へ挑戦をしたくて、決断しました。


そのときの話はこの記事にも書いています。




変化があるときに人は不安に感じます。



業界が変わる転職でも、
業務内容が同じ営業とかであれば繋がるところも多いですが、
サッカー選手から別の世界に行く転職は
繋がるところは少なく、新たに学ぶことが多くなります。



より不安に感じます。



新卒採用で入社する人もそうだと思います。


学生社会人とでは大きな変化があります。





うまくやっていけるのかな。


失敗ばかりしそうだな。


会社に迷惑をかけてしまいそうだな。










いろいろ考えることはあると思います。





この悩みの僕なりの答えを先に言います。




めちゃくちゃうまくいかないし、
めちゃくちゃ失敗するし、
めちゃくちゃ迷惑かけます。

だから、

割り切ってチャレンジしてみてください。




もちろん、最初からうまくいく人もいます。

1年くらいしたら1人前になる人もいます。


あくまで、僕の場合はそう思うということです。



つまり、僕は現時点ではうまくいっているとは
とてもじゃないけれど言えないような社員です。



今回もそうですし、次回以降も
自分の話で、仕事でうまくいかなったことも含めて
ありのままに書いていこうと思います。


最初からうまくいくものではない。

こんなやつもいるから、
自分も大丈夫だろうと思っていただけたらと思います。





1、ホリプロ入社後の流れ



僕はホリプロに2020年4月に入社をしました。

その時期はちょうど新型コロナウイルスの関係で
1回目の緊急事態宣言が発令されたときです。


しばらくは在宅勤務が続きました。

とはいえ、入社してすぐの新卒社員でしたので、
仕事ではなく、研修をメインにオンラインで行っていました。



その後、6月ごろから出社するようになり、
スポーツ文化事業部という部署に配属も決まり、
いよいよ社員としてのスタートです。



芸能事務所全体がそうなのかはわかりませんが、
ホリプロの場合は入社してすぐのマネージャーや
経験が浅いマネージャーは、
先輩のマネージャーと共に行動をします。



なので、1年目はいろいろな撮影の現場に行き、
スタッフさんやタレントさんと仲を深め、
先輩の立ち振る舞いを見て学びます。


ホリプロマネージャーという仕事に興味がある人は
このあたりも気になるところですよね。



ただ、僕らの世代の場合は、
撮影もほとんどオンライン、
現場があったとしてもマネージャーはひとりまでという
人数制限があったりして、
多くの現場に行けたわけではありませんでした。




それまでのビジネスモデルが崩れ、
会社としても売り上げが落ちました。



そのため、新たな収益化の方法を
模索していかなければならないということで、
上司から企画書をいくつか提案するようにという
タスクを与えられました。


僕はいくつか企画書を出していき、
その中での提案として、部としても動くことになったのが
あるサッカー選手のスカウトです。


自分の中では、入社して間もない自分の意見を
聞いてくれるとは思っていなかったので、
驚きもありましたが、
当時の僕の教育係の先輩がうまく話してくださって
動き出すことになりました。



歴史のある会社ではありますが、
このように若い社員の声も聞いてくれるいい会社です。



そのスカウトの話を進めていきますが、
結果的に、ホリプロの仲間にはなることはありませんでした。


しかし、門前払いを受けたわけでなく
自分の思いをしっかり伝えることができれば
もっとうまくできていたと思います。




この話を始めに伝えたときには
相手の選手も興味を持ってくれていました。


その中で、先輩や部長にも会ってもらい、
部としてもマネジメントをしたいという意向を伝えさせていただき、
話が固まるかなというところまで来ました。



相手もいることなので、
細かいことは書けないのですが、
結局は頓挫してしまうことになりました。


時間もかかっており、
自分がマネージャーとして一緒に仕事がしたいと
心から思っていた選手だったので、非常に残念でした。



話をするのは苦手ではなかったので、
このような交渉事は得意なんじゃないかと
少々高をくくっていたところに
自分はビジネスマンとしてはまだまだだと思わせられる
出来事のひとつでした。






2、最初からうまくいく人なんていない


この会社に入って初めて自発的に行ったのはこの提案でした。


それを形にできなかったことは悔しかったですが、
正直、そんなものだと思います。


僕も新卒で入り、
会社としては下っ端です。


経験量は圧倒的に少ないです。





引退してすぐのアスリートの方、
新卒で就職をする方。


最初からうまくいくはずがないです。


今回書いたのは初めに取り組んだ事例の話だけですが、
それ以外にもたくさん失敗をしてきています。






まだ2年しかいないのに、
失敗をした数は1人前です。



ただ、僕は失敗というもの自体には価値がないと思っています。



成功するまで行動し続けたときに
初めて失敗に価値が出る
と思っています。


今僕はその途中です。

まだ成功できていません。


ただ、その失敗の途中でも
このように発信をしていこうと思います。




行動し続ける。


ということだけ忘れずに
挑戦はし続けていきます。


発信もそのひとつです。


成功例がでてから
後の失敗も発信するのではなく、
その過程もしっかりと綴っていけたらと思います。





最初からうまくいく人なんていないし、
こんなやつでも
なんとかやれています。



自分にはできないと考えこむのではなく、
最初はできなくて当然なんだ。

と割り切った中で選択していけたらいいのかなと思います。


今後もありのままに書いていきます。


現在の職のことも書いていきますので、
スポーツだけでなく、芸能に興味がある方も
今後見ていただけたらと思います。



岡田明久



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