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ケアコラボのプロダクトオーナーとマーケティングマネージャーを分けました

こんにちは。
表題の通り、この度ケアコラボ社内の役割を変更しました。

ちなみにケアコラボは福祉の業界へ、ご利用者の生活の様子がスマホから記録できる、そしてご家族にも共有できるというシステムをSaaSで提供しています。

まだまだ形成中のチームですが、SmartHRさんの記事を読んだことがきっかけで役割を分担しました。

今後ケアコラボ社のマーケティングマネージャーは岡部、プロダクトオーナーは楠本が担当することになりました。

弊社では記事中のプロダクトマネージャーをプロダクトオーナー、プロダクトマーケティングマネージャーをマーケティングマネージャーという名前で運用しています。

一人で全部やるのはたいへん

先ほどの記事アイキャッチの図でいうと、今までは僕がプロダクトマネージャーとして全部の最終決定をしてました。

とは言えかなり負担も大きく、手が回らないことが増えていたのも事実。
ケアコラボは毎週の開発ミーティングに議題を持ち込んで、毎週改善を繰り返しています。
その準備をしながら企画のタスクをこなしてたまにお客さんのサポートもして…
結局どれも中途半端になりがちでした。

そんな時、ケアコラボで1年経験を積んだじゅんぺいさんこと楠本がプロダクトオーナーをするのはどうか?という意見が出て、一瞬で分けることを決めました。

じゅんぺいさんはもともとソニックガーデン社でプログラマとしてずっとやってきた人なので、当然ながら僕よりもスキルがめっちゃ上です。
なので実質顧客要望の管理さえパスすれば、すぐにでもプロダクトオーナーの業務は移管できる状況でした。

分けてみた結果

一言でいうと「めっちゃよかった」に尽きます。
スタートアップの最初は一人が営業しながら顧客フィードバックを開発に伝えて、考えた企画を自分で進めるということが多いです。
しかし、ある程度プロダクトやチームが成長すれば、なるべく分業を進める方がいいと思います。
ついついうちも人数が増えたにも関わらず、そのマインドが抜けきっていない状況でした。

先日二人で話していたんですが、分けてよかったことは共通していました。

それぞれの領域に集中できるようになった

ここがイチバン大きく変わったところ。
役割が明確になったことで、自分の担当領域に集中できるようになりました。
使える時間が増えたことよりも、アタマを切り替える必要が無くなって集中できるようになったのが大きいです。
やっぱり執筆と機能開発のラフ案考えるのって全然モードが違うから、切り替えに結構時間かかるんですよね…

しっかりと役割が決まったことによる責任感の向上や、リソースを集中した結果スキルアップにもつながっています。
「役割が変わると気持ちが変わる、気持ちが変わると行動が変わる」というなんかそれっぽいことを感じています。
最終的にはこの分野に関しては自分が決めるという状況に置かれることで、より必死になれるとも実感しています。

マーケティング・プロダクト共に質が向上した

集中したおかげで、確実にマーケティング施策もプロダクトの質もあがりました。
「あれもこれもやらな…」という状況から「これについてだけやればいい」となれば心の持ちようが大きく変わりました。
おかげで各自がやりたいようにやるべきことをこなしまくるようになり、結果的にアウトプットの質がハンパなく向上しています。
より多くの人にケアコラボを知ってもらえるし、ユーザーはさらにいい製品が使えるようになりました。

サポートしあえるようになった

もともと僕がプロダクトオーナーをしていたこともあり、引き継いだあともフィードバックしながら進めています。
じゅんぺいさんが掲示板に思ったことをアップすれば、「昔こんなことがありましたよー」とコメントしています。

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万が一何か不具合があっても、代わりがいるので巻き取ることもできます。
片方がどうしても手が離せない時には、サブの担当が対応できる状況はかなりいいと思います。

ただよく考えると今マーケティングは僕ひとりなので、代わりがいない状況です。

課題もある

概してよかったなと思うことばかりですが、課題がないワケではありません。

やはり担当を分ければその分情報も分散してしまいます。
それを避けるために、ケアコラボ社では隔週月曜日にプロダクトミーティングを実施して、プロダクトの改善方針やマーケティング施策を共有しています。
元々Remottyというバーチャルオフィスの掲示板を使って情報がオープンなので、毎週だと重いから隔週にしました。

そのままマネるだけでは違和感がある

当然ながら他社さんのやり方をそのまま取り入れるだけではうまくいきません。

というところが気になっているので、ちょっとケアコラボ流にアレンジをしようと考えています。

が、しかし、プロダクトマネージャーとプロダクトマーケティングマネージャーに分割したことは、ケアコラボにとっては大きな一歩でした。
そしてプロダクトやマーケティング施策の質も明らかに向上しています。

これからはさらにもっとケアコラボ流のチームづくりをしていきます。
SmartHRさん、参考にさせていただきました。ありがとうございました。

さいごに

ケアコラボ社は東京スカイパラダイスオーケストラみたいなチームを目指しています。
みんなが好きなことをやってたら、いつの間にかお客さんも盛り上がってるみたいな空気感をつくりたいです。

これからも分業を進めて、各個人が好きなことをやって輝ける、そして手助けしあえるチームをつくっていきます。

よろしければケアコラボ社のビジョンとミッションもご一読ください。


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