見出し画像

福祉業界向けオンライン展示会のふりかえり

こんにちは。
先日福祉の現場ICT活用協議会主催で、福祉業界向けのオンライン展示会をやってみました。
内容はこちらからご確認ください。

まずは「なんとなくアリちゃう?」と思った企画に乗っていただいた企業とご担当者さま、事務局の皆様に心から感謝します。(書ききれないですが、関わってくれた方全員です!)

【発表者】
低引さん(自然電力株式会社)
西見さん(株式会社サイエンスアーツ)
井上さん(株式会社グッドツリー)
巽さん(ノーリツプレシジョン株式会社)
足立さん(株式会社Lean on Me)
沼田さん(株式会社aba)
山内さん(ケアコラボ株式会社
亀井さん(株式会社メディパス)
猪飼さん(シンフォニックケア医療福祉創造研究所)
【事務局】
藤原さん、山田さん、清水さん、長岐さん

前日のギリギリに思いつきでサイト改善などバタついたにも関わらず情報共有いただき、ホントに一緒にこの会をつくれたことをウレシく思います。
開催直後から「で、次いつやる?」状態です。笑

一緒に企画を進めた藤原さんとふりかえりをしたので、公開します。
もしこれからオンライン展示会をやる方がいらっしゃれば、ぜひご参考にしてください。

※当日のレポートは別途公開予定なので、お楽しみに!

集客編

最終的に150名近くの方からお申し込みをいただけました。

事前に多くのメディアさんから記事として告知いただけたことも効果があったようです。

実感値ですが、ケアコラボ社が1週間前、前日にお送りしたメールの効果が大きかったように感じます。
既存ユーザーだけでなく、商談が止まっていた方からもお申し込みいただきました。(今後お問い合わせにつながることを期待しています)
なので近いタイミングで各社が持っているリストにメールを送付するのは効果があると思います。
Zohoキャンペーンを使ったのですが、低コストでクオリティも高くオススメです。

逆に紙モノのDMは効果が薄かったようです。
コスト感も考えると、メールに絞った方がいいのかも知れません。

出展社と発表内容

枠を30分取ったのがよかったように思います。
たいていのセミナーって10〜15分しか枠がもらえませんが、濃い話がしづらいです。
自分たちの思いと製品の説明を両方して、さらに質疑応答までの流れは最低30分必要です。
今回コンバージョンが多かった出展社さんは、思いや事例だけでなく、製品説明をしていたところでした。
「より詳しく聞きたい!」といかに思ってもらえるかが重要みたいですね。

そしてコンバージョンが最も多かった方が、見守りセンサーのノーリツプレシジョンさんでした。
ということはオンライン展示会はシステムに限らず、物理的な製品でも十分に成果につながるということが証明できました。
次回以降の出展の幅が広がりそうです。

あとは出展社・発表内容がどこもいいものばかりでした。
企画者としてはとにかく視聴率が重要です。
今回は自分がいいと思った製品を提供している知り合いの方をメインに募集しましたが、次回以降も事務局が審査して出展社を決めます。
(=お金さえ払えば出展できるものにしない)

基調講演もとてもいい内容で刺激を受けました。
福祉業界にITに詳しい人はいない前提で、ベンダーが育てるという観点。協議会発信でなにかできるはずと確信しています。

当日の仕組み

さて、長くなってきましたが今回のメインの部分です。

特に今回よかったのが、配信欄の横に付けていたSlidoという匿名のチャットツールです。
ウェビナーって一方通行なので、相手の反応が見えず話しづらいんですが、ここでガヤが入ることでめっちゃ盛り上がりました。
ベストバウトはケアコラボ山内さんの「こんにちはー!」からの返事待ちでしたね。笑
返ってくるはずのない返事待ちの沈黙にすかさずコメント入れてくれた視聴者さんに感謝です。
あれおもしろかったから、次からみんなにやってもらおう。

もちろんガヤだけでなく、質問も入るので出展社も話して終わりにはなりませんでした。
サイエンスアーツさんの提案で、発表者と質問回答者に分けたのもよかったです。
リアルタイムで質問に回答されるのも、視聴者満足が高かったように感じます。

個人的にイチバンウレシかったコメントがこちら。心配しないで、まだ何回もやりますので!笑

スクリーンショット 2020-07-31 11.09.34

急遽思いつきでセミナーごとにリマインダーメールをお送りしていました。
これが効果が高く、如実に視聴率に変化がありました。
視聴者さんからも「リマインドも嫌な感じがせず、スマートでかっこいいです・・・」とコメントいただきました。

逆に課題を感じたのが、個別ブースでした。これは改善点が多かったです。
そもそもウェビナーを通しでやっていたので、ブースに足を運ぶ流れを作れていませんでした。
なんとか急場で昼休みとウェビナー後にブースのみ開放時間を作りましたが、随時10分休憩とかはさんでもよかったですね。(司会者も休めるし)

あとはウェビナー(Youtube)をつないでいると、個別ブースのZoomと音声を取り合ってしまうなどもありました。
出展社まではフォローできても、参加者のZoomまでフォローするのは現実的ではないと思います。
事前予約制にしてマイクチェックしてもらうなどの工夫が必要そうです。
参加者目線で言うと、そもそも当日どうしても話を聞く必要もないし、後日の面談予約フォームでもいいかも。
そうすれば音声取り合う問題もないですし。
出展社もずっと張り付かなくていいですし、何らかの予約方式を考えます。

次回開催について

ただ現実的に出展社決めたり告知したりで準備に3ヶ月はかかります。
企画の時間も合わせたら、4ヶ月くらいかかるかなーという予感。
出展社をまったく同じにしてしまうと参加者も飽きてしまうし、次回はどうするか結構アタマひねってます。
発表プランとブースのみプランに分けるか、2日開催にするか…などなど。

今回は会場ページを手作業でやったので、前日、前々日は藤原さんと二人で夜まで作業していました…
しかし次回はテンプレもあるからもっとラクにできるハズ!
開催にあたってはそこまで悩みはありませんが、やはり次回のコンセプト、コンテンツは悩む。

オフラインの展示会よりも圧倒的に負担が少ないのは当然ですが、何よりも楽しかった!
この楽しいって気持ちだけで、もう次回の開催は止められません。
当日の盛り上がりもそうですが、はじめての開催なので、出展社さんと一緒につくってこれたのもホントに楽しかった。
ありがとうございました。

もう明日やりたいくらい楽しかったです。笑

この記事が参加している募集

オープン社内報

記事を良いと思っていただきありがとうございます。 サポートは不要ですので、その分ご寄付いただけると幸いです。 特に子どもへの支援をされているNPOなどは個人的にも応援しています。