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【3つを抑えればOK】導入事例の写真撮影テクニック

どうもこんにちは。
グロースハックラボの岡部です。

導入事例の制作に長く関わってきて、最近は写真撮影のスキルも上がってきました。
お客さんに出演いただく以上は、なるべくいいレベルの写真を撮りたいですよね。

導入事例の写真で大事なのは、クリエイティブで加点するよりも赤点を取らないこと。
「事例の写真がカッコよかったからお問い合わせしよう!」とはならないですよね。
一方で写真がイマイチなら、なんとなくイマイチな商品やサービスだという印象を持ってしまいます。

写真はあとから編集もできるので、編集ではどうにもならない3つのポイントを抑えておくことが重要です。

・構図を意識する
・なるべく障害物をどかしておく
・とにかく数を撮りまくる

ここさえ抑えておけば、なんとかなります。
実際の写真を元に、ポイントを解説していきます。

ちなみにこちらの書籍をベースにいろいろと学んだことを書いています。
もしご興味ある方は、合わせてご覧ください。スマホでもキレイな写真が撮れるようになります。

撮影機材に関して

スマホでもいいですが、できれば一眼レフで撮影した方がキレイに撮れます。
一眼で撮影するとボケ感があって被写体を目立たせることができます。
F値だけマニュアルで2くらいに設定し、あとはオートで撮影するのがポイントです。
多分全カメラ共通かと思いますが、Aモードに設定すればF値以外オートになるはずです。(違ったらすみません)

機材については別の記事で解説していますので、よければ合わせてご覧ください。

このあとの参考の写真は、カメラ経験がまったくないヨッメに一眼レフで撮影してもらいました。
使用した機材はこちら。

構図を意識する

構図に関しては、クリエイティブな構図で撮影する必要はありません。
ベタですが、グリッド線に合わせた3分割法で撮影することが大事。
まずはカメラの設定でグリッド線を出しておきましょう。(スマホでも設定できます)
縦横に2本づつ出てる線のことです。こちらに合わせて撮影するだけで、それっぽい写真が撮れます。

まずはテキトーに撮った写真がこちら。

なんとなく撮ったので、ただのぼくの写真ってカンジ。
手振り付けて話してる感出したのに、見切れちゃってます。
(記事書いてて思ったけど、ずっと自分が映るのなんかハズいな…こないだ飲みすぎたから肌荒れてるし…笑)

一方でグリッド線に合わせて撮影した写真がこちらです。

結構印象が違いますよね。
右側に線に合わせて撮ってもらっていて、インタビュー感が出たと思います。

もう一つ大事なポイントがあり、なるべく目線と同じ高さで撮影すること。
ここも抑えておかなければ、あとから取り返しが付きません。

少し上から撮った写真がこちら。

なんだか顔が大きく見えて不自然ですよね。
なんとなく未来を見据えてる感がすごい。インタビュー感はありません。

一方で下から撮った写真がこちら。

インタビュー感はなく、子どもをだっこする前のおっちゃんです。

やはり目線の高さを合わせて、グリッド線に合わせて撮影した写真がインタビュー感があっていいです。

なるべく障害物をどかしておく

被写体以外の要素は、なるべく映らないようにしておきましょう。
特に被写体よりも前に映るものは、問答無用でどかしてください。
後ろにあるものはボケ加工や、編集の魔改造で消すことができます。しかし前にあるものは、どうガンバっても消すと不自然になってしまいます。

実際に被写体の手前にものを配置した写真がこちら。

分かりづらいですが、写真真ん中の下部に黒い何かがありますよね。
カメラの三脚を手前にもってきたんですが、これは編集でうまく消せません。
前ボケは風景と組み合わせるとめちゃくちゃいい写真になりますが、インタビューには必要ありません。

続いて後ろにものがある写真がこちら。

カメラのボケで少しノイズが減っていますが、スマホなどボケ感の出せない写真だとめちゃくちゃ目立ちます。
(部屋片付けなきゃ…)

続いてものをすべてどかした写真がこちら。

やはり何もない写真の方がいいカンジですよね。
なるべくどかせるものはどかしておく、特に被写体よりも前にあるものは確実にどかしておきましょう。

とにかく数を撮りまくる

一発撮りでいい写真を!ではなく、ボツってもいいからとにかく撮るという姿勢で撮影しましょう。
捨てる分にはタダですが、足りない場合は再度撮影に行かないといけません。

じゃ、とにかく撮影すればいいかというと、そうでもないです。
同じ写真を角度を変えながら何枚も撮るのがポイントです。
具体的には30度づつ動きながら撮ってみましょう。

1枚の写真を30度づつ角度を変えてみましたが、どうでしょうか?

これだけあれば、どれか1枚はいいものを選べますよね。
他の媒体でも転用できますし、とにかく多めに撮ることが大事です。
30度づつ角度を変えて、同じ角度でも最低10枚づつ撮影してみてください。
こういう目を閉じた写真が出てくるので、1枚だとリスキーです。

まとめ

導入事例の写真撮影で毎回カメラマンを派遣することは、予算やスケジュールの関係でむずかしいですよね。
社内の誰かが撮影に行くことが多いかと思いますが、それなりのカメラで撮影し、ポイントを抑えれば十分高クオリティの写真が撮れます。

改めて、撮影で気をつけるべきポイントは以下の3点です。

・構図を意識する
・なるべく障害物をどかしておく
・とにかく数を撮りまくる

次回は撮影した写真の編集について解説します。
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