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気遣いのつもりで頑張りを削いでるかもしれない言葉

「びーちゃんなら出来ると思う。」

同僚から打合せの終わり際にさらっと言われた一言。
動画編集の話だったんだけど、そこで言い終わるとパワーワードになるなと思った。

教師が生徒の伸びを信じて接していると実際にクラスの成績がアップするという話があるけれど、そういうことともちょっと違う感覚。

その後、私は初めてやる動画編集を、いろんなとこクリックしたり他の動画を参考にしたりしながら何とか仕上げることができた。
そもそも難易度がどうだったかは別にして(笑)、この作業を支えたのはさっきの一言だったと思う。

期待を裏切りたくない。
出来ると思ってくれたのだから出来るのだろう。
何とかやってみよう。
そんな感じの気持ちに支えられた。

で、このセリフを自分が他者に言ってみようと想像した時、
これが、無駄なく「出来ると思う」で終了していたことが重要なのかもと気づいた。

というのも私なら
「〇〇なら出来ると思う。あ、でも、もし分かんなかったらいつでも連絡くれて大丈夫だよ!」
と言ってしまいそうで。
それって相手への配慮のつもりでつけた言葉だけど、もしかしたらこの言葉を加えることで相手への期待や信頼感を伝える効果は半減しているのかもしれない。

出来なかったり分からなかったらどちらにしても連絡をするのなら、
最初にそんな配慮をつけない方が相手がいいテンション(緊張感・張り合い)で挑戦できるのかもしれない。

それに、
配慮のつもりで、いい人に思われたい自分が言葉に表れているのかな。

相手や状況によって何が正解かは変わってくるけれど、
そんなことを考えた朝でした。


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