儲かる農業であるために

1 販売先の確保ができる。市場がある
 付加価値が高いつまり
 売値とコストのバランスが取れている
 消費者に手に取ってもらいやすく市場の拡大が期待できる
 生産コストで他社よりアドバンテージが大きい
自然災害や自然環境の変化に強いこと
地域の気候や土地の性質に合致することでアドバンテージがある

2 他の社会課題の解決につながるSDGsの視点があり、
  消費者に選択してもらいやすい
 有機農業でありながら、虫などの食害による消費者のクレームを回避
社会課題
 農業の後継者問題として息子が継ぎたくなる農業であること
 親が大変で継がせたくないという農業ではいけない
食の安全保障
 世界的な問題が発生の可能性が高まっている
農業従事者の健康が守れる
 農薬を使用することによる健康被害を受けない

3資本の蓄積が可能である。
事業の永続性がある。
他分野や多品種の生産へ軸足を移す能力が必要
6次産業化など消費者に直接アプローチできる

4 労働者に選択してもらえる
・休みが取れる
・従業員(厚生年金などの社会保険適用)として雇え、他の産業に劣らない給与を支払えるだけの力(資本力、収益力)がある
ことで資本の有効活用や投資のバランスがとれる
・農業法人形式では重要な意思決定が難しい
・労働者が続けることのできる身体的負担である。→負担がどんどん減っていく方向に進む
・IOTや生産科学の活用により理論的科学的な農業で皆が納得できる
・個人の暗黙知ではなく、データが蓄積できる農業
→知は力である。知識がある人に偏ることなく、会社として社内で活用できることが重要
・農薬を使用することによる健康被害を受けない

5 資本の拡大再生産が可能であり、他分野への応用する知識やノウハウを獲得できること


現在の福山の農業の課題解決のために

福山で生産されている農作物

福山 くわい
沼隈ぶどう (駅家も)
しょうが
かき
いちじく
アスパラ
もも
ほうれんそう
以前は備後いぐさ→今は熊本へ

全国ブランドは
くわい
ぶどう

現状
ぶどう農家の高齢化
ぶどう農家は仕事が大変で収入も少ないため、子供にあとを継がせず、15年ほど前から継続が困難になっている(ぶどう農家の話)
現在はぶどう農家を募集し、農地を貸してぶどうを育ててもらうという状態が慢性化している(収入はぶどうから)
種なしにする方法などよい栽培方法がみつかっても他の農家と一緒に取り組めず、横並びで低位安定が求められる
生食用は
贈答用でもJA出荷単価は1房250円程度でそこから17%のマージンがひかれる
ふくふくというJAの市場で小売りをしてもマージンは15%程度あり
ジュース用で出荷すると1房あたり40円程度にしかならない

ぶどう生産者の収入にならないという問題

販売先は少なく、自分で売るには販売先が少ないし、
収穫時期は収穫に追われて販売まで手が回らない

くわい畑もどんどん減っている
くわいが寒い時期に泥田に入って収穫するきつい仕事であるという話

現状の問題の根本原因は
ぶどう農家の収入にならないという問題がある。
収穫に追われ販売や6次化に対応する時間がないということ

SDGsの視点でこの問題を解決できないか?


収穫ボランティアを募集し、登録してもらう。
尾道市のシトラスボランティアのような制度をつくる

ボランティア支援者は将来の購入者でもある。

地域の福祉作業所と連携し、ぶどうの路地売りをしてもらう。
地域のエブリィなどへの出荷も依頼もする。

ジャムづくりを趣味とする人と連携し、グループを募集し教室を市民センターの調理室で行う。
ぶどうをSDGsの視点で納得できる価格で購入してもらい販売まで委託する
砂糖を使わないジャム(マスカットとベリーAを混ぜる)
こうやってできたぶどうジャムのうち一部を「ぶどうペースト」として販売
福山ブランドの認定を受ける

ホテルとタイアップする (「ぶどうペースト」)
朝食のヨーグルトに入れるぶどうペーストを提供する。
砂糖をつかってない少し水分を残したぶどうペーストを地域外の人にも知ってもらう。






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