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【実践スピリチュアル】 61 ようこそ魂ごち

状況が移り変わると同時に、新たな課題生まれ、成長の時が始まる。
これは生きてる間の鉄則のようなもの。

今回の相談者は『歳の離れた弟の誕生』
思春期真っ只中の家族の変動で揺れ動く気持ち、親の愛のベクトルの変動が心を揺さぶる。全ての第一子が感じているであろう感覚を幼少時ではなく思春期に受け取っている相談者。

自分の感じていることを的確に言葉にできるほど、自分を見ていて、矛盾した感情をどうにかしたいと思える程の精神力の強さが感じられます。

この機会を甘やかされた子供時代の脱却と受け取り
自分の精神的な成長へと繋げ、自立へとチャレンジしていくか。

またはサバイバルを生き抜く試練の時と受け取り
いかにすれば以前のように注目を取り戻せるか、という自己中心的な戦略を取るか。

どちらを選択するかで全く違った明日になる転換期の叫びです。

〜〜私は中学生なのですが、新しく弟が生まれました〜〜

久しぶりの子供が嬉しいのか、みんな弟を溺愛しています。
私も、もちろん弟が大好きです。
けど、弟ができた時から私に対する態度が冷たくなっている気がします。
それが日々続くと結構精神面で影響が出てきてしまいました。
家族の和に入れてない気がして辛いです。
消えたい。私なんか誰も必要としていない。弟がいるから親は私はもういらない。などと考えてしまう日々です。
親離れなどはしているのですが、つらいです。
なにか精神が安らぐことなどアドバイスがあったら教えてほしいです。
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相談文を読みました。まず最初に
おめでとうございます。
これは、新たな命を迎えたご家族様の向けて。

そして相談者であるあなただけに向けて
おめでとうございます
親の愛を独り占めしていた子供時代の卒業です。
と同時に際限のない親の愛という支配からも解放される時がきました。

そして今一度、おめでとうございます

あなたは弟が生まれたことで、それ以前はあなたがいることだけで受け取っていた親の愛を、しかも独り占めしていた家族の愛が手に入らなくなったのです。

無条件の愛を受け取っていられた子供時代から、条件付きの愛しかない大人の世界へ入りました。これは成長です。
今までは何もしなくても、きっとウザくなるほどの注目を家族から受けていたことと思います。なので、「親離れはしている」と思えていました。
でもまだ独り立ちには至っていないのです。

「辛い」とか「消えたい」と思うのは、
以前のように家族の愛の中心で居られないことを、ちゃんと感じとっていて、いよいよ居るだけでは愛は受けられない。と感じているからなのです。

弟に向かう家族の愛を取り戻そうと思ったり、
もう私は必要ないと悲劇のヒロインになったりするのではなく、弟が生まれた今の環境を、あなたの精神の成長の土台とする生き方を選んでください。

いかに愛されるかに振り回される子供時代を続けるのではなく、自らの愛で他者を愛することのできる大人への道です。

それは、あなたが弟を、自分の将来の子供を育てる時の練習?またはできる範囲で世話をしてみたり、家事を手伝うなどの家族への協力や援助を請け負う行動をとってみることです。

そうすることで、今感じている孤独感が、他者への貢献で消え去り、あなたをどんどん大人に育てていくことを知るでしょう。

環境という運命に押しつぶされてしまうのではなく、
その環境で幸せになる力が私にはある。と日々を挑戦していきましょうね。
未来は今日と繋がっているのだから。

・・・  以上が私から相談者への答えです。あなたならどんなアドバイスをしてあげる? 

どうぞ今回のclubhouseの放送もお楽しみくださいませ。30分程の放送時間となっています。

次回のclubhouseの放送は11月25日土曜日9時からお届けします。

信頼と愛そして感謝を込めて
        さゆりん

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