詩 『a婦人はコカ・コーラがお好き』

孤独人が好きな人、転がして、
起き上がったところをすくい上げる。
逃さず。くだらなし。
夜はいつも空気を含んだヘッドホン。

誰が言ってるかワカランシ、
雨が降ってもアイウエオ。
どうしちまったんだ、同士っち末端だ。
どの道待ったんだ、アンパンチもういいや。

あたしはコカ・コーラのリンゴ。
計らず、図らず、落としたニュートン。
解らず、当たらず、弾けた炭酸。
あたしはコカ・コーラのリンゴ。
作詞、作曲、たまたま書いた詩文。
ケミカル、コミカル、たまたま書いた自分。
すべての当たり前の話をなさい。

記憶を踏むこと。
それはこの時代では愛情とされし行為。
鼻垂らし、せしすするすれせよ、
痛感、フランスの片隅にビジネスバッグ。
空間、インディアンのアジトには酔いどれ坊主。
この時期、おはじき、
わんちゃん、海底遺跡に「銀河a,b」
つーちゃん、空の文明に「粒子1,3」

海底遺跡に「銀河a,b」
空の文明に「粒子1,3」
見張り役のコカ・コーラ。

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