全ては自分の先入観 って話
note10回記念は楽しい事についてゆるく語ります。
もくじ
1.ずっと断っていたけど
2.やってみたらすごく楽しい
3.まずやってみること
1.ずっと断っていたけど
楽しい事ってなんだろう?
自分が得意なこととか好きなことに誘われたら、そりゃ行きますよね。日程が合わなければ調整します。でも苦手なことや嫌いなことだったらどうしますか?僕はずっと断ってました。カッコ悪いところ見せたくないし、出来ないことも明らかにしたくないし、恥もかきたくない。
でもなんでしょう?初めて声を掛けられ「一緒にどうですか?」って… 凄く悩みましたが勇気をもって参加する事にしました。
2.やってみたらすごく楽しい
何に誘われたかというと、それはソフトボールの大会。
まず言い訳をすると、ソフトボールは小学生以来していない。サッカー馬鹿で野球音痴。ヤジが嫌い。自身肩を壊してて速い球も遠投も出来ない。という訳。
出ると決めてからは、自分なりに調整しました(さすがこれでもPT)。サッカーとは違う筋肉を使う事は初めからわかっていたけど、こんなにも筋肉痛が残るとは…笑
いざ本番当日。
私の色んな言い訳を素直に聞いてくれた仲間。馬鹿にせず受け入れてくれて、出来ないところは自分がカバーします!と言ってくれて、本当に感謝しかありません。仲間とこうやって助け合いながらスポーツをする喜び。分かっていたようで全然分かっていないと改めて気づきました。
自分が失敗しても全力でフォローしてくれて、逆に笑いに変えて励ましてくれた他の仲間達。こんな幸せを感じていいのだろうか?ってくらい幸せで楽しい一日を過ごせました。
さらに私を楽しませてくれたのは、ソフトボールの大会なのに、なぜかサッカーボールを持ってきていた仲間がいて、試合の空き時間はずっとサッカーしてました!笑 私を気遣ってなのか、その方がサッカー好きなのか、とにかく贅沢三昧の一日でした。
3.まずやってみること
よく食わず嫌いって言います。それと同じことでしょうね。食べてみたら意外に美味しい!やってみたら意外に楽しい!ってこと。たまーに、そっか!よし食べてみよう!ってなって、食べてみたら口に合わなかった((+_+)) ってこともあるけど、さらに時間が経つと口に合ってくることがあるから不思議。自分の場合は「納豆」です。今回、実体験としてのエビデンスが構築された気がします。苦手意識があった「ソフトボール」。こうやって考えると、一度しかない人生においては、なんだって出来るし、なんだって楽しめる。実に幸せなことです。
人は自分自身の「価値観」「きめつけ」に振り回されることがあります。これはアドラー心理学でいうところの「認知論」に当てはまります。自分の好きな解釈で、自分の好きなように、自分にとって有利なように、自分が一番傷つかないように「価値観のきめつけ」をしています。
●永藤かおる著 岩井俊憲監修:図解 勇気の心理学 アドラー超入門 2017
この本によると、「見方を変え、自分の思い込みに気づき、楽になろう」と示されています。私達は過去の体験や、自分の好み、などの「私的論理」で物事を判断しがちで、誤った思い込み=ベーシックミステイク(認知的歪み)は十分注意が必要なのです。ベイシック・ミステイクスの中身は、1.決めつけ 2.誇張 3.見落とし 4.過度の一般化 5.誤った価値観 と言われています。
私自身、ソフトボールでは楽しめないと私的論理で思い込んでいたのです。自分に都合の良い言い訳をして。
全ては自分の先入観。ベイシック・ミステイクスを如何に修正できるか。
ちょっとだけ思考を変えるだけで人生バラ色に変化します。
人生バラ色にするもしないも自分次第。
さあ、楽しい事、何をしますか?
楽しい事をするもしないも自分次第なのです。
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