毎月約100件の裁判を傍聴している中から、特に印象深かったもの、読者の方に有意義と思われるもの、面白かったものを紹介します。
裁判のことを今まで関係ないと思っていたとしても、読ん…
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動機は「ヒモ生活を解消させられたから」身勝手な怒りを向けられたのは飼ってた小型犬で... 傍聴小景 #125(動物愛護法違反、器物損壊)
聞いていて思わず「痛い!」と言いたくなることは、裁判傍聴の中でよくあります。 それは別に重大事件として想起されるような鋭利な刃物で刺されたとか、命に関わりそうとか、非日常的な描写である必要はありません。どちらかというと、日常に潜むアイテムなどの方が、変なリアリティがあって嫌な気分になるものです。 はじめに ~この罪名は少ないけど注目されがち~ 被告人は、ややふっくらして、ロン毛にメガネをかけた男性。服は留置所で支給される緑の服を着ています。 そんな出で立ちなので、後ほど